菊元俊文
「2014年03月15日」 のアーカイブ
激変の七川ダムロケ。
ビッグバイトロケは七川ダムでした。
昨夜は夜中に帰宅。
まあまあフラフラになりました。
初日は朝からロケ中断の大雨。
突風でカメラを湿気から守るための傘も３本がめくれあがりすぐに壊れました。
春の暖かい雨で、爆釣を期待しましたが、バスは浮くことなく、大苦戦。
それよりもいつカメラが壊れるか？
という釣り以外の不安要素が落ち着いて釣りをさせてくれません。
案の定、朝イチからレンズが曇り出した
カメラが故障して４時間半の中断を余儀なくされました。
映像が記録出来なければロケに来ている意味がありません。
中断後は増水し、レイクはダダ濁りに。
かろうじてコンバットクランク３２０に喰って来たバスも
ボート際で逃げて行き、ノーフィッシュ。
悪夢の初日を終えました。
明けて２日目は打って変わって晴れ。
急激に冷え込みました。
レイクは１日で７ｍの大増水。
全域カバーだらけになりました。
濁りはメインレイクまで拡がりましたが、
ドロドロ汚泥のバックウォーターは時系列で澄んでいきました。
前日とは状況が全く変わり、激変しました。
冠水植物、オーバーハングだらけで
巻き物で流してショアラインを流す釣りは
極めて困難になりました。
かといって、撃つ釣りもカバーが多すぎて
最奥までジグが撃てません。
前日は陸の上だった木々も水中へ。
バックウォーターは無限に続き、今まで見たことがない上流まで行けました。
でも、バスって魚は凄いです。
前日まで陸地だった遥か上流まで何１００ｍ、何ｋｍも移動して
フィーディングしている個体も少ないながらいました。
その僅かなチャンスをラッキーもあり捉えることが出来ました。
フェイスで来たフィーディングのバス。
苦悩の時間の全てを忘れさせてくれるビッグバイトでした。
フェイスはクラウン。ロッドはＥＧアクション。
リールはメタＭｇＤＣ ＺＰＩカスタムチューン。
ラインはバスザイルマジックハードＲ１２ポンドです。
その後は、ドキドキする瞬間の連続。
最上流でジョイクロ追わせて
下って行ったバスに驚いてざわついたベイトフィッシュに
バスがボイルする現象も見られました。
シャワーブローズにも出ました。
プロップマジックが機能しました。
正直言って春爆には程遠い、苦戦の連続でしたが
菊元的には、非常に楽しく、興奮する２日目でした。
チェイスやミスバイトを何度も見ることが出来ました。
逆にいうとバスがまだ状況の急変に対応出来ず
本気喰いする状態になってなかったかも。
本音を言えば
急激な水位上昇に慣れて対応したバス、上がって来るバスが
もっと増えるであろう次の日もロケをしたいと
思ってしまいました。
でも、ロケの日は選べません。
その条件下で釣りをしているからです。
「なんだか、アカン日を選んでロケしているな。」
と思いますが、アカン状況でも
どんな状況でも
常にベストを尽くし、皆さんにバス釣りの感動を伝えるのが
僕の使命です。
不安なのは２日目もカメラのレンズが曇ったままだったので
映像が使えないレベルになっていないかということ。
それが最悪のことです。
そうなってないことを祈るのみです。
横浜のショーがあるので
当然、再ロケの日程などもうありません。
いつも、ガチの土壇場ロケです。
番組オンエアを楽しみにしていて下さい。
それとＢ．Ａ．Ｓ．Ｓ．エリート初戦。
レイクセミノールの２日目終了時の報告です。
クラッシック後、一時帰国し体調を崩して
渡米が遅れてほとんどプラクティス出来ていなかった
清水盛三ですが初日から順位を上げて１２位です。
さすがは盛三です。（写真はクラッシック時のもの）
初日ブッチギリでトップのショーグリズビーは
２日目スコアを崩し、６位へと後退。
推測ですがショーはベッドのサイトフィッシングしていると思われます。
変わってトップに立ったのは
ＥＧアメリカプロスタッフのブレットハイト！
ブレットはＦＬＷメジャーでも現在、ＡＯＹレース単独トップ。
Ｂ．Ａ．Ｓ．Ｓ．の方もまだ初戦２日目ですが
現在、ＡＯＹレース暫定トップに立ちました。
凄いぞ！ブレット。絶好調です。
アメリカで会ってプレゼントと菊元パワーを授けたからかな？
ブレットも盛三も頑張って、決勝進出そして優勝を目指して
頑張ってくれ！
日本からパワーを送ります。
こちらはサトシン。
ディープマジックゴンザレス。
最近、ずっとディープマジックが救世主です。
琵琶湖もまだまだ状況厳しそうですが
一気に変わるのが春。
もうすぐ爆発しそうです。
僕は今日は会社休みなので
ゆっくりすると言いたいところですが
来週は横浜で放置になるクワガタさんが大勢いらっしゃるので
エサやり、他、世話します。
まあまあ大仕事です。
