2016.05.20(金)
カテゴリー:バス釣り

連続釣行報告その1。この時期のバスの探し方。

昨夜は久々に阪神戦をTV観戦。

劣勢でしたが原口捕手のサヨナラ打で阪神快勝。

ヒーローインタビュー元気いっぱいで良かったです。

 

先日の連続釣行報告です。

 

現場では眠すぎて詳しく書けませんでした。

今回はこの時期の菊元的リザーバーの見方などを踏まえてレポートします。

思い込みもありますが、菊元的なこの時期のバスの探し方の考え方などを書いてみます。

 

ちゃんと読むと、バス探しのセオリーやコツのヒントが沢山ある内容にします。

まあまあ長文なので、時間がある方、もしくは上手くなりたい方は読んで下さい。

大西健太は特に熟読するようにお願いします。

今後のロケに役立つはずです。

 

初日は豪雨の後、「大チャンスか!?」と向かった合川ダム。

一瞬、池原ダムに行こうかなと思いましたが、

すぐ、土砂崩れになるあの山道を豪雨の中、

トレーラー引っ張って行くのはヤバすぎと判断して自重しました。

でも、合川行く前夜も前が見えないほどの吹き降りの豪雨でした。

 

雨で水量が増して濁りが入って強いカレント発生すると

デカバス達が荒喰いモードになります。

いる場所が極めて絞りやすくなります。

でも、期待していたそんな状況ではなかったDEATH!

パートナーは内田健二。鈴鹿のケンちゃんです。

一緒に釣りするのは10年ぶりくらいでした。

 

DSC_2652

合川は大増水ではありませんでした。

夜中に放水したらしく、むしろ減水傾向。

朝にはカレントありましたが、すぐに流れは止まりました。

カレントがあるうちにメインリバーやれば良かったですが、

バックウォーターフェチの僕は将軍川上流へ。

山から流れる水は冷たく、水温は朝一はメインリバー17度台。上流は14度台まで落ちました。

ちなみに、朝一にスタート地点で水温を図るのは、

基本であり僕のルーティンです。(結構大事です。)

水温の劇的に変化する境目はバスがたまったり、

水温上昇でバスの付き場、レンジ、活性が変化するからです。

この日は晴れて暖かかったこともあり

午後からはメインリバー20度台、バックウォ-ター17度台まで上昇しました。

 

朝は将軍川筋へ。

1投目からオキターマンと前から作っている

プロトのバズベイト投げたら来たけど何故かバレ。

多分、自分の引き波でベイトが散ってスイッチが入っただけでした。

その後は沈黙。

 

ちなみにセオリーではバスは前線が通過する前に激しくフィーディングします。

なので大荒れの後は、満腹過ぎて喰わないとされる説があります。

 

G1本目

1本目ジャックハンマー1/2oz&C-4シュリンプ4.2インチ。

インサイドベンドのフィーディングフラット。

前のエビちゃんとの合宿で釣ったストレッチ。

同じ場所を釣ることで季節の進み具合を判断します。

そこを起点に上か下か?浅いか深いかを推測します。

可愛い奴がカッ飛んで来て喰いました。

ロッドはフェイズウォリアー66M。

リールはメタニウムZPI NRCチューン。

ラインはマジックハードR14ポンド。

期待していたカレントはなく、

この上流側はちょこっとしかバスはいませんでした。

ベイトフィッシュ少なく、水温も冷た過ぎ。

水温冷たくてもベイトがおれば、やる気あるバスがいます。

でもこの時はアカン感じでした。

違うアームへ移動。

 

DSC_2658

熊野川バックウォーターはドロドロ。

なんもおらん。

この夜、チュウベイさんに聞いたら大雨前はこの場所にいっぱいデカバスいたらしいですわ。

バス釣りって面白いもんですな。

 

次は前の川へ。

水色が変わってから水温が急激に下がります。

ほとんどバスは見えません。

でも、

 

Gケンちゃん

ケンちゃんやりました。コンバットクランク480!

スケルトンチャートです。美しい傷一つないバスです。

ロッドはヘラクレス69HLTS。

沖のボトムの大岩にゴンゴン当ててリアクションバイト取りました。

上流部は水温冷たいので、プリスポーナーが来ました。

僕には獲れなかったバスです。

僕は見えバス探していました。

人と釣りすると新しい発見があります。

我以外皆師です。

 

その後はさらに上流へ。

将軍川より水温高く、たまにデカバス見えます。

ケンちゃんのエスドライブにドデカいのが出て来ましたが、寸止めのチェイスのみ。

ボートを固定して、バスが止まりそうな流れのヨレを観察していると

定期的にバスが上がって来ます。

でも、釣れず。ボートを止める位置が良くないと判断。

おかっぱりなら釣れそうですが、

このままだと見えバスに翻弄されそうなので移動。

減水傾向なのでバスは極めてスプーキーです。

 

G2本目

キャスティングジグシリコン1/2oz&キッカーバグ4.5インチ。

川を下って濁りがあり水温高いエリアで来ました。

濁りがあると間合いが近くにとれます。

ロッドはフェイズタイラント68H。

リールはメタニウムZPI NRC713パワーゲーム。

ラインはマジックハードR20ポンド。

 

さらに移動。将軍側中流へ。

ワンド、岬と変化がありスポーニングエリアになりやすい場所です。

上がりやすい、下がりやすい。産みやすい場所です。

この時、水温は20度に達していました。

ベッドもあるし、ポストスポーナーもアフター回復もいる水温です。

 

G3本目

シャワーブローズにゴンザレス来ました。

喰うのが丸見えでした。

岸を向いて浮いているのが見えました。

トップウォータープラグでのサイトフィッシングです。

この時期は結構あるあるです。

ロイヤルフラッシュでもイケる類の魚と見ました。

 

ゆっくり小さく首を振らせてポーズすると間合いを詰めて寄って来ました。

再びアクションつけると、「ポチョッ」とルアーを吸い込みました。

着水地点からの間合いとバイトさせるまでの一部始終を目撃した

ケンちゃんはリアデッキで「シビレるー!」と大騒ぎでした。

多分、産卵を終えたが、減水でベッドを喪失したポストスポーナーです。

スローなバスにはテールのフェザーフックが明らかに効く気がします。

ロッドはフェイズテンペスト67MH。

リールはZPI Z-PRIDE。

ラインはマジックハードR16ポンド。

テキサスリグから結び替えました。

 

合川は朝にベッドが見えてもどんどん水位が下がって行き、

夕方にはベッドが干上がってしまうようなことが

多々ある水位変動が激しいリザーバーです。

今年は、大潮がらみでの水位増減が激しすぎたので、数年後が心配です。

 

このエリアではさらに追加。

 

G4本目

グラスリッパー1/2oz&ヘッドシェイカー。

グラスリッパーのカラーはハス。

ヘッドシェイカーはビッグバイトチャートです。

巻きではなくフォーリングで喰いました。

先日の小野湖での使い方が頭に残っていました。

ただ、減水で小野湖ほどカバーがないので、

エアリーフリップ75H&20ポンドから、

フェイズエクスプローラー71MHにロッドはチェンジ。

リールはZPI Z-PRIDE。

ラインはマジックハードR16ポンドです。

産卵がからむ時期、

バスはブルーギルを天敵とみなして強く憎む傾向があります。

ゆらゆら落ちるグラスリッパー&ヘッドシェイカーは、

バスにとって多分、卵を狙うブルーギルに見えていると思います。

 

その後は水温上昇を受けて再び将軍バックウォーターへ。

でも、減水傾向がさらに進みバスはいません。

ランドマークとなるモノを決めておれば、増減水が分かります。

この時は朝に釣ったインサイドの瀬がむき出しになっていたので、

減水がすぐ分かりました。「ダメだこりゃ。」と思いました。

バスは水温上昇の要素より、減水を嫌がっていました。

 

少し下って全体水深が深くなり水温が上がるエリアへ

 

G5本目

ジャックハンマー1/2oz&C-4シュリンプ4.2インチ。

フィーディングのバスです。

ロッドはフェイズウォリアー。

たまらないほどキャストフィーリングがイイロッドです。

さらにいうと巻き物の乗りも最高。

溺愛しています。

 

最後は午前中にベッドやペアリングしていたバスを見たワンドへ。

減水が進んでベッドは干上がって放棄されていました。

釣る釣らないは別として、見えるバスを観察することで、

その時の季節感、

その状態の前後のバスの居場所を推測することが出来ます。

 

ここでボイルが発生!

すかさずボイルシューティング。

 

G6本目

シャワーブロ-ズブラックボーン。一撃でした。

このバスはスクールでベイト追い回していたアフター回復バスです。

水温上昇とローライト化で活性上昇しました。

ストライクが先に釣ったポストスポーナーのゴンザレスとは全く違う激しさでした。

やりとりしていると

あと2本同サイズがついて来てダブルヒットしそうな勢いでした。

ロッドはフェイズテンペスト67MH。

リールはZPI Z-PRIDE。

ラインはマジックハードR16ポンドです。

 

この日はプリ、ミッド、ポスト、アフターのバスが混在していました。

これからはアフター回復のバスの割合いが増え、

トップウォータープラグ、バズベイト、ビッグベイトなどが楽しめるようになりそうです。

タフならサイドステップのジャーク&ライズです。

水温は22度くらいから表層系ゲームが凄くなる傾向強いです。

 

Gケンジメタル

ケンちゃんメタルDEATH!

ケンちゃんと釣りするのは超久々でしたが、

癒し系で感動しいなので、一緒にいてメチャ楽しかったです。

カメラマンとしてもいい仕事してくれてありがとう!

釣り終了後はガンクラフト近くの居酒屋さんで

チュウベイメタルことチュウベイさんと晩飯一緒に食べていたら

イワッチメタルとダルマメタルまで乱入してきて

楽しかったけど睡眠不足になりました。

ケンちゃんお疲れ様でした。

 

次の日は大西健太と七川ダムへ行きました。

ケンちゃんの時の癒し系ゆるゆるモードとは違いビシバシと行きました。

上手くなってほしい、もう一つ上の世界を見てほしいからこそです。

強化合宿なので、容赦なく行きました。

鬼軍曹になりました。

グラスリッパーのスイミングジグに開眼しました。

 

続く。