ZPI NRC713PGとNRC923HDのブレーキセッティング。
今日もいい天気です。
でも、出勤です。
バス釣りはいいなー。
今は1年中で最も釣りしていて気持ちが良い季節。
先日の主戦力。キャスティングジグ1/2oz&キッカーバグ4.5インチ。
キャスティングジグは
初めシリコンラバーモデルのブラウンパープルイリュージョンを使っており
それで2本釣りました。
その後、なんとなくポーズでの微妙なラバーの動きが欲しかったので
シリコンより細いファインバーのブラウンパープルにチェンジしました。
その直後、事件が起こりました。
トレーラーのキッカーバグはどちらもグリパンチャートティップです。
着水点が浅ければ見えるのがいいです。
なので、霞などでも良く使います。
黄色が見えれば濁っていても浅いことが分かります。
ジャンボギジット使っていた昔からグリパンチャートは大好きなカラーです。
ジャンボギジットって知ってますか?今の人は知らんかなー?
ところで今日はちょっとマニアックな話です。
ZPI NRCスプールのブレーキセッティングとインプレッションです。
先日ジグを使ったタックル。
ヘラクレスヘラクレスに13メタニウム。
スプールは深溝でラインがより多く巻けるZPI NRC713パワーゲーム。
青野ダムテスト調整では、様々なブレーキセッティングを試みていましたが、
最終的に僕に最も合うセッティングが出来ました。
以下に説明します。
メカニカルブレーキはクラッチを切って親指で左右に動かして
ガタツキがなくなるまで締めてからもうチョイ締めます。
つまりブレーキは強めに設定。
メカニカルブレーキはこの後は触りません。
ハンドル側のダイヤルは4~5の間。
4.5くらいです。
これくらい締めるとピッチングは
ちょっとパワーで押し込むカタチになりますが、
ピッチングでのスキッピングやサイドハンドのスキッピングでの
バックラッシュやラインが膨らんで巻けてしまうトラブルが極端に減ります。
スキッピング時にジグが空中で枝などに当たった時も
酷いバックラッシュは防げました。
これは菊元的なジグ番長セッティングです。
もっと軽い力で低弾道のピッチングをしたい。
スキッピングはほとんどしないなら、
ダイヤルのブレーキを4以下にするのも良いでしょう。
ちなみにラインはスプール目いっぱい巻くより
10~15mほど少な目に巻く方が、ミスキャスト時のラインの膨らみが押さえられます。
NRC923PGは、なにより20ポンドフロロを少な目に巻いても
安心出来る糸巻量を確保出来るのが良いです。
今後、ヘラクレスヘラクレスにマジックハードR20ポンド巻いたジグ撃ちは
このリールのセッティングで行きます。
春の青野ではキャストの精度が、かなり重要でした。
釣ったゴンザレスもミスしてしまった怪獣も
寸分の狙いたがわずキャストが決まったからこそ
喰ってくれたバスでした。
良い道具は明らかに技術を向上させてくれます。
このNRC713PGは5月上旬発売予定。もうすぐです。
シャローカバーゲームでヘビータックルヘビーラインを使いたい方のみならず、
琵琶湖のようなオープンウォーターで1
4~16ポンドでど遠投ぶちかましたい方には最適なスプールだと思います。
一方、フロッグを使ったセッティングも紹介します。
スーパーエクスプロージョンにABUビッグシューターコンパクト。
ルアーはポッパーフロッグを使いました。
スプールはZPI NRC923HD。65ポンドのP.E.が70m巻けます。
僕は今までメタニウムMg旧型のノーマルのまま使っていました。
これはボートからピッチング主体の近距離戦には良かったのですが、
おかっぱりで対岸のオーバーハングまで遠投などには向かず、
その場合はコンクエスト300を遠投用に使用してましたが、
クィックなドッグウォークアクションの連続などには、
その自重から、ちとつらいものを感じていました。
また、その次はABUパワークランクに
NRCスプール付けたもの使いましたが、
これは65ポンドP.E.では糸巻き量が全然足らず、
遠投するとラインが全部出てしまい、
フロッグが飛行中にラインが出切ってカキーンと戻って来ました。
これはいけません。
なので、そこそこ軽くてラインキャパも充分なリールを探していました。
いいリールがありました。
ビッグシューターコンパクトです。
ギア比は8:1なので、ピンスポットでアクション付けて
素早くピックアップするのが早いです。
青野ではフロッグは出る気配なく、多用しませんでしたが、
それでもテストなのでピッチング、遠投、スキッピングなどの様々なキャストを試し、
これも最適なセッティングが出来ました。
メカニカルは徐々に締めて行きクラッチ切って親指で
左右に動かしてガタツキがなくなるところに調整します。
ハンドル側のダイヤルはシマノのように数字の表示がないですが
一番緩めからカチカチっと2段階締めます。
これで、遠投からピッチングまでストレスなくキャスト出来ました。
このセッティングが出来てからは、ブレーキをいじることなしでした。
P.E.ではバックラッシュによる再起不能状態が最も打たれますが、
スキッピングでミスしても、
このセッティングならすぐ直る程度で収まりました。
サイドハンドからパワフルにオーバーハング最奥まで攻めたい場合は、
もう2段階くらいハンドル側のダイヤルブレーキを締めるといいでしょう。
このNRC923HDは、現行商品なので、
フロッグをP.E.でやる時のブレーキセッティングの参考になれば幸いです。
バス釣りはドキドキしますな。
今日もどこかでデカバスがー。明日もどこかでデカバスがー。
デビルマンエンディング曲の節で歌って下さい。
後でEG-EXTREME合川ダムVS菊元俊文全編公開します。
こちらもお楽しみに!