ドラマチックなエンディング。
ルアマガ取材は、ドラマチックなエンディングになりました。
初日は激寒の雨。
暖かくなってからの冷え込みなので、かなりタフになりました。
冷たい風にスタッフも凍えました。
それまでは巻き物で上がって来たプリが口を使っていたみたいですが、
先の大潮でベッドに入り、ポストスポーナー化した上に冷え込んだので、
巻いても何をしても反応しません。
明らかにアカンタイミングでの取材になりました。
それでも、なんとか魚を手にしました。
一瞬の閃きでウェイクマジックを選びました。
それまでタックルを持っていなかったのですが、
釣り場の上で待機していたマイケルに「車から持って来て!」と声を掛けて
結んだロッドを持って来てもらってすぐに来ました。
ジャークして止めている時にジョボッ!。
一瞬のフィーディングのタイミングを捉えました。
エアレギウスにメタMg ZPI NRCチューン。
ラインは間もなく発売になるナイロンのフレックスハードHD14ポンドです。
写真提供マイケルさん。
その後も同じ場所に入り直して追加。
FACT65ULSTが気持ち良いカーブを描きました。(写真提供マイケルさん)
大黒さんにも撮影してもらってます。
今回は大変、お世話になりました。
(写真提供マイケルさん)
明けて取材2日目。
ちょっとは暖かくなりました。
前日魚を手にした流入河川は、タイドの関係で水が多すぎて入れず。
デカバスを求めてさまよい、移動を繰り返しました。
でも、たまに来るバイトをことごとく逃してしまいました。
ポッパーフロッグに激しく出た魚をミスしてから全てミス。
ありえない。
でも、当日2度目に入った流入河川で夕方近くになってチャンスは訪れました。
最上流部にオイカワが群れになっていました。
水位が増え、暖かくなったことでそれを狙ったフィーディングのバスが入って来ました。
最上流部のみ浅くてクリアーなので、
ベイトフィッシュや鯉、ニゴイに混じったバスも丸見えです。
この千載一遇のチャンスを痛恨のミス。
夕暮れの終了時間寸前となり、
もう、このまま終わってしまうのかと一瞬思いかけましたが、
まだ、試していないことがあると、ルアーをチェンジしました。
終了寸前、夕暮れにやりました。土壇場力出しましたわ。
意表を突いたルアーです。
それまでもふと頭の中でよぎりましたが、ちょっと弱気になっていました。
この弱気を振り払い、開き直りました。
ルアーチェンジして一撃でした。
感動しました。思いついたことは、やらんとあきませんな。
グラビア取材なのにTV的ドラマチックなエンディングとなりました。
バス釣りって面白いな。
ちなみにロッドはヘラクレス69HLTS。リールはZPI Z-PRIDE。
ラインはマジックハードR16ポンドです。
さてこのルアーは何でしょう?
この取材の模様はルアーマガジン200号記念号で是非見て下さい。
今日はルアマガ原稿締切日。
ルアマガ取材の時は不思議とルアマガ連載締め切りとどっかぶりです。
でも、ロケ中に宿である程度進めておいたので
あともうちょっとで書き上がるはずです。