2012.12.11(火)
カテゴリー:ルアー

リトルマックスのラインアイの話。

本日2回目の更新です。

リトルマックスのラインアイの話の続きです。

 

一番後ろのバジングアイ。

僕がリフト&フォールをする時多用するアイ位置です。

実際にはバジングすることは滅多にないのですが

その名の通り一番浮き上がりが早いアイ位置です。

なのでリフト&フォールを行う時、短い移動距離で

大きく高く跳ねあがります。

かけあがりなどは勿論、ベイトフィッシュが少し浮き気味な

時、あるいはバーチカル気味のシューティングなどで

多用するアイ位置です。

また、浮き上がりが早いと言うことは同じ水深を攻める時

よりスローリトリーブで探れるということです。

アイ位置が後ろに下がるのでノーズ部分が長くなり

根掛り回避能力もアップします。

このバジングアイの位置はまた一番アクションが

激しくワイドウォブリングします。

逆に一番前のディープアイは一番タイトなアクションになり

浮き上がりが少なく同じスピードでも深場を探れます。

真ん中のレギュラーアイはただ巻きで僕が一番多用する

アイ位置でアクションも中庸です。

パッケージの状態ではこの位置にスナップが

付けられているのは一番使う範囲が広い位置だからです。

 

このようにリトルマックスは一つのルアーで

3つの異なったアクションを演じてくれます。

1か所のピンスポットでカラーローテーションならぬ

ラインアイローテーション(アクションローテーション)を

行うことでワンモアキャッチ出来ることも

少なくないのでパッケージのままの

真ん中のアイ位置だけで通すのではなく

時にはシチュエーションに応じて

ラインアイ位置を変えて

アクションローテーションを行うことを

お薦めします。

アクションやリトリーブスピードの差で

劇的な差が出ることもあります。

 

BIGBITE芹川ダムロケでは1/4ozのディープアイ位置にセット。

フィーディングシャローとなるかけあがりを

リフト&フォールで探りました。

ロッドはウォレシア。ラインはマジックハードR10ポンド。

リフト時の激しいバイブレーションとヒラリと落ちるフォール時の

アクションの劇的変化がリアクションバイトを誘います。

また平面的な薄いボディーのリトルマックスは

バスから見る角度で平らに見えたり

線状に見えたりして

フラッシングする明滅による幻惑効果も高いと思います。

フォール時に喰うことがほとんどなので

フォールのアタリが取れれば理想ですが

分からんでもリフト時に勝手にフッキングしてくれます。

それはとてもありがたいことです。