朝から晩まで。
昨日は朝から晩までクワガタ三昧の日でした。
ローテーションの重要な日に当たりました。
このクワガタ部屋にこもりきりです。
僕にとっては夢と希望がいっぱいの部屋です。
気分転換が出来、癒されます。
反面、忍耐と艱難辛苦の部屋でもあります。
喜びを得るためには長い道のりが必要です。
昨日は、割り出し(産卵セットから幼虫さん及び卵を取り出すこと)が
4つも重なったので大変です。
まずはパプアヒラタ。
小型のヒラタクワガタです。
ケースの外からは全く幼虫さんの姿が
見えなかったですが
産んでくれていました。
しかし、幼虫さんが小さすぎて老眼の進んだ僕には
発見するのは困難を極めました。
はっきり言って見えません。
「愕然とする間も無く腐敗し始める。我、一介の肉塊なり。」
と昔、戸川純が歌っていました。
「諦念プシガンカ」という曲だったと記憶します。
老化を実感したときこのフレーズが頭の中を
リフレインします。
メガネをはずして顔を近づけて産卵用のマットを
崩していくのですが
この崩し加減、力加減が微妙で少し力を入れすぎて
小さすぎる幼虫様を2名様も握りつぶしてしまいました。
ゴメン。
出てきたのは極小の幼虫さん5頭と卵8個。
卵がまあまあ出てきたので
割り出し時期が少し早すぎたようです。
次はユーリケファルスヒラタ。
産卵セットの側面にかなり前から卵が見えていましたが
その後、幼虫さんの気配は無し。
予想通り、卵は無精卵で割り出しは丸坊主。
ワイルド(野外採集)のメスは90%以上の確率で
交尾済みなのですが、このメスさんは
そうではなかったみたいです。
次はベリコサツヤクワガタ。
これも丸坊主。予想通りでした。
次はラコルデールツヤクワガタ。
ラコルデールツヤは
2011年BE-KUWA飼育ギネスを獲得しましたが、
野外最大に比べて全く納得出来ないサイズと形状なので
再チャレンジしていました。
このメスは幸いにも産んでくれていました。
産ませるセットに工夫が必要です。
幼虫さんがごろごろ出てきます。
20頭と卵8個を割り出しました。
ツヤクワガタの初令幼虫さんは多頭飼育です。
1本のビンに数頭づつ投入します。
卵は1個づつプリンカップにいれて孵化を待ちます。
割り出しが終わったら、
他の幼虫さんの飼育容器もすべてチェックして
必要と感じたら入れ替えます。
デカくなってる幼虫さんもいましたが
お亡くなりになった幼虫様も3名ほどおられ
残念でした。
さらに3週間ほど前に羽化していた
デカイ成虫を掘り出し、計測します。
マクダレインコクワ。 デカイですー!!
感動しました。クワガタ飼育の醍醐味です。
でも、ギネス獲得は難しいかも ?
朝から昼メシも食べずにこんなことばっかりやっていたら
知らんあいだに夜です。
クワガタ三昧の1日です。
夕食は手作りギョウザ鍋。
ギョウザは大好物です。
スパイシーでかなり美味なり。
家族でナイター見ながらおいしくいただきました。
阪神勝利でビールも進みます。
ところでこの前、
大西健太に、このギョウザパーティーに招待すると
言ったらかなり喜んでました。
でも、まだ招待していません。
大西は琵琶湖でガイドです。
昨日も釣っています。
ボウワームテキサスリグ。
余裕のゴンザレスです。
帰国後、ギョウザ鍋に招待します。
関係ないけど菊元家の住人たちです。
妙になごみます。
いよいよ明日、ラスベガスに出発です。
いくらなんでも用意します。