2010.05.13(木)
カテゴリー:バス釣り

野池レポートその2。

今日はまた撮影で釣りをしている予定なので、

先日の野池の釣りの続きです。


ロイヤルフラッシュJr.のモリゾーピンク。

盛三のリクエストで作りました。

刺激色で、スポーン前後や濁りに強いカラーです。

ロッドはブルーマイスター7がマッチします。

ラインはマジックハードRの16ポンド。


さて、行った野池はどこも濁りがきつく入っていました。

状況はポストスポーン。

よって、活性はかなり低く感じられました。


キッカーフロッグはかなりキレのある首振りを容易に演出出来るのですが、

この日は、派手に動かしたり、早いアクションには、反応が悪かったし、

ロイヤルJr.のウェイキングにも、Dゾーンのガーグリングにも

バイトは無かった。よって、アフター回復は少なく、

ポストスポーンと判断。

フロッグは、ポーズや枝などにラインを持ってもらっての一点シェイク。

ロイヤルJr.はデッドスティッキングが効いた。

バイトは派手で荒々しいものは少なく、ゆっくり吸い込むものや、

「チュパッ!」とおとなしいものが、多かったことから、

ルアーを追いかけてくる活性はなく、あからさまにポストスポーン。

アフター回復なら、もっと簡単に釣れるはずです。


ロイヤルフラッシュJr.に来た。デッドスティッキングが効いた。

野池でも抵抗無く使えるサイズのロイヤルJr.。

専用タックルもいりません。


エエ感じです。モワッと出ました。


ロイヤルJr.でファイト中。バックに木がありすぎて投げにくいです。


こいつは巻き始めに、派手に出た。

ロイヤルJr.での2本目。

この日はJr.で4発出ました。


フロッグはダーターフロッグ、キッカーフロッグ共に岸ギリギリに落としてのポーズや

シェィクもしくは、木の枝やアシのポケットでのポーズが圧倒的に効きました。

通常、ジグやテキサスあるいは、バックスライド系ノーシンカーを

落としこむようなスポットです。

フロッグで出ない場所は念のためジグでフォローを入れたりもしましたが、

ほとんど反応はなく、釣れたのは1尾のみ。

ポストでタフですが、明らかに浮いているもののほうが反応が良かった。

 

「フロッグでしか出ないバスがいる。」

という僕の理論を証明した1日でした。


ところで、この日はダーターフロッグ、キッカーフロッグ共にブレードチューンが効いた。

通常、「ブレード装着は引いてきてブレードを回転させてこそ」と思われがちだが、

ポーズ時でも、ボディーとスカートの時間差での「ゆらぎ」にプラスして

微妙にゆらめくブレードの動きとフラッシュがバスを刺激する。

つまり、止めていても

3つの違う動きがバスにアピールすると僕は考えている。


ダーターフロッグにエバグリの2番コロラドブレードをセット。


キッカーフロッグも同じブレードを装着。

止めてもブレードは効果的。

エバグリのフロッグは全て、コネクターアイが標準装備されているので

ブレードチューンも容易。


キッカーフロッグにマメさん。

こんなんは、いっぱい出ました。

 

キッカーフロッグエエ感じです。発売は6月までにはなんとか。

 遅れてホントにすいません。

微調整をかけてました。

6月はフロッグが初秋と並んで一番効く時期です。お楽しみに。


全く関係ないけど、お昼はぶっかけうどんを食べました。

コシが強く美味なり。


対岸の立ち木ギリギリに落としてロングポーズ。

キッカーフロッグにジュボッと出ました。

 

このようにトリプルフックのプラグではロストを怖れて投げきれない

場所でもフロッグなら躊躇することなくガンガン攻められます。

パッドだけがフロッグの舞台ではありません。

と、偉そうに語っていますが、

ひとしきり釣りまくって、満足した僕が、

この日カメラマンに徹していた

新人君にロッドを渡した夕方、


事件は起きました。


バケツ口! キッカーフロッグ丸飲みの50アップ。新人君がやりました。それも、わずか数投で!

  

ワシの面目まるつぶれですわ!

 


アフター回復のええバスでした。

夕方のフィーディングバスです。


このあと、新人君は、さらにキッカーフロッグでバス1本とライギョを追加。

かなり喜んでおりました。


ご褒美として、帰りは運転手に専念していただきました。


でも、いい仕事をしたので、大阪に帰ってから、

例の近所のスシ屋でスシをご馳走してあげました。

死ぬほど食ってました。

よかったね。


でも、いいルアーが出来たと確信した1日でした。