「2018年10月」 のアーカイブ

2018.10.02(火)
カテゴリー:バス釣り

試合再考とウイニングタックル。

昨日は霞で一泊しました。

交通の通行止め情報が疲れを倍加させたことと

ボートのメンテがあったからです。

 

マリンワークス大山の小林さんが

ABCに来てくれ、

エレキ不調などの症状を伝えました。

実はウルトレックスのスポットロック機能が

WBSジャパンオープンの前から故障していました。

試合前日はABC伊藤さんと

「ああでもないこうでもない。」

横利根川でチャージャー210を浮かべたり、

揚げたりを繰り返し、

悶えましたが結局はエレキは不調のまま。

でも、それを不運と思わず、

「浚渫はやらない。」と

割り切って試合に臨め、増水で良くなった

シャローカバーを決め打ち出来たのが、

結果的には最高だったので

何が幸いするかは分かりません。

 

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優勝トロフィーを見つめるミー助。

なごみますな。

 

.jpg優勝はエエな。

ジグ番長的展開が出来た試合となった。

フルサイズのカバージグではなく

コンパクトシェイプのカバージグ撃ちがメイン。

増水がシャローカバーへデカバスを導いた。

 

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ウイニングタックル。

カバークリーパー3.5g。

トレーラーはアントライオン3.3インチ。

ロッドはヘラクレスフォースグランディスLTS。

6フィート6インチミディアムパワー。

リールはZPI Z-PRIDE。

ラインはマジックハードR14ポンド。

 

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初日に勢いをつけてくれた1500フィッシュ。

カバークリーパーが仕事してくれました。

ウエインしたキロオーバーはほぼ全て

自らがプロデュースしたジグでゲット。

入れ替えフィッシュもこれでした。

自分のルアーには愛があるから

釣れるのかもしれません。

オーバーハングへ滑り込ませたり

ヘビーカバーの隙間から落とすなど

かなりハードな使い方をしました。

スモラバでは根掛かって攻められないヘビーカバーを

テキサスリグのごとく打ち込むコンパクトカバージグです。

結構えぐいところまで入れています。

思い切り合わせて抜き上げても

ビクともしない強靭なフックです。

2日目は全ての魚を抜き上げました。

疲れからかキャストは

特に2日目はヘボかったですが、

ここぞと感じたカバーへはビシバシ入りました。

思ったようなイメージで入ったら

バイトが来ました。

Z-PRIDEの最後の一伸びあっての

ここぞの集中力のおかげです。

 

実は試合前はメインに考えていたのがDゾーン。

 

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ウイニングルアーその2。

Dゾーン3/8ozダブルウィロー。

試合初日は北浦で2本バイトミス。

そのミスした魚の方向をバックシートの飯田君に

「あそこに投げて!」と言うと、

見事に2本ともナイスキャスト。

絵に描いたようにフォローが決まりました。

バスエネミー3.5インチバックスライドリグでした。

決して大きくなかったですが

初日は5本摂るのがやっとだったので

飯田君のナイスフォローがなければ

優勝はありませんでした。

チームプレイの極みです。

 

2日目はそれまで撃っていたのに

閃いてDゾーンのロッドに持ち替え投じた1投目でドン。

太ったキロアップ。

それが大逆転の始まりでした。

Dゾーンに持ち替えて1投目はもう一度ありました。

なんか神懸っていました。

ロッドは投げやすさ最高のフェイズウォリアー66M。

リールは古いメタマグをZPIさんにメンテしてもらって

長く使っているZPI NRCチューンモデル。

ギア比は6.2:1。

ラインはマジックハードR14ポンド。

 

もう一つの立役者。

 

IMG_9440

ゼクー(ZEAL OPTICS)ドリオ。

巾着の脇にかすかに黒い障害物を見つけさせてくれました。

そこにDゾーン通して飯田君がフォローして2本をゲットできたのも

優れた偏光グラスのおかげ。

レンズはタレックスイーズグリーン。

ローライトでもマッディーでも見える情報は貴重です。

 

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チャージャー210エリート。

爆荒れのプラ、ロケ、本戦2日目。

絶対的な安心感で走り抜けることが出来ました。

ダダ荒れでもまだドッカーンという衝撃を感じたことがありません。

痛くないのがたまらなくいいな。

 

実はアクシデントもありました。

試合2日目。

宿での充電のブレーカーが落ちており、

朝からクランキンバッテリーがパワー不足で

エンジン掛からなくなりました。

「なんじゃこりゃー。」と思いましたが、

エレキ用バッテリーと交換して難を逃れました。

ロスタイムになりましたが、

漂流ではなく試合が続けられる喜びが

幸運とビッグフィッシュを呼んでくれました。

上手くいく時はやっぱりポジティブですな。

 

1538303385542

最高のパートナー飯田君と。

J2霞ヶ浦年間チャンプ、JB霞ヶ浦年間チャンプは

やはり最高の勝ち運を持っていました。

ありがとう。2人の勝利です。

 

今日、大阪へ帰ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2018.10.01(月)
カテゴリー:バス釣り

WBS ジャパンオープン逆転優勝。

WBSジャパンオープン優勝することが出来ました。

 

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優勝カップを手に。

トータルウエイトは唯一の10kg超え。

チームエバーグリーンやりました。

飯田君2日間お疲れ様。そしてありがとう。

お互いのコンビネーションもばっちりで

リラックスして試合を楽しむことが出来ました。

最高のチームでした。

ちなみに優勝賞金は100万円です。

パートナーの飯田君と半分こしました。

 

初日は5本。4265g。8位スタートでした。

 

IMG_9350

初日の1本目のキーパー。約1500g。

カバークリーパー3.5g&アントライオン3.3インチ。

今思えばこのファーストフィッシュが勢いをつけ

この試合の戦い方を教えてくれた。

試合中なのに飯田君に魚を撮影してもらった。

この後は写真撮るのは止めて試合に集中。

取材でなくて試合なので写真撮っている場合ではありません。

 

初日トップは赤羽修弥チーム。5930g。

差は約1600gと大差を付けられていました。

2位小島貴チーム5600g。

3位蛯原チーム5120gとEGの強豪が並び

逆転は余程のビッグウエイトを釣って来ないと

難しい感じでしたが、

2日目は神懸っていました。

 

増水した霞のシャローカバーにデカバスが刺して来ていました。

まさしくジグ番長展開。

火を噴くカバークリーパー&アントライオン。

ゾーンに入りました。

目につく鉄杭にもしやと放つ

Dゾーン3/8ozWWには持ち替えた一投目でゲットすること2回。

冴えに冴えていました。

ただ唯一のキロ未満の770gが最後まで入れ替えることが

出来なかったので、

「逆転は無理かな?」と考えていました。

 

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2日目はトップウエイト。5本5740g。

トータルウエイトは10005g。

初日2位の小島が失速し、

僕の後のウエインの初日断トツトップの

赤羽チームもウエイトを落とし

暫定トップを死守。

 

最終ウエインの蛯原、星野チームのウエインをステージから

見つめていました。

正直、複雑でした。

普段は応援する立場のエビちゃん。

5本揃っていることは知っていたので

「エビちゃんの勝ちやな。」と思っていました。

「それでもいいか。」

「いや勝ちたい。」という交錯する思い。

エビちゃんが逆転するのに必要なウエイトは4890g。

しかし表示されたウエイトは4805g。

僅か80gの差!

その瞬間。

菊元、飯田のチームエバーグリーンの優勝決定。

思わずこぶしを握り締めました。

寸前までの揺れる心。

でも勝利の瞬間、体は反射的に喜びを表現していました。

 

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蛯原、星野チーム準優勝。

2日間フルリミット9925g。

勝ちへの執念はエビちゃんが僕より勝っていたでしょう。

ただ僕はこの試合をリラックスして自然体で挑めました。

試合を楽しもうと始めから決めていたからです。

結果、勝利の女神は僕に微笑んでくれました。

「次はオールスターやなエビちゃん。」

 

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エバーグリーンワンツーフィニッシュ。

同時にチャージャー210チームワンツーです。

普段は仲間。試合中はライバル。

試合が終われば、かけがえのない良き仲間に戻ります。

 

JBトーナメントトレイルを引退してから

早16年。

その間、参加する試合は年に1度の

バサーオールスタークラシックだけなので

優勝する機会自体が少なすぎでした。

勝ちに飢えていました。

今回WBSオープンに参加させていただき

数少ない勝つチャンスを与えていただいたことに

感謝します。

運営のWBSスタッフの皆さまありがとうございました。

 

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2日間戦い抜いた戦艦チャージャー210。

2日目のラフウォーターもなんのそのでした。

その前の爆荒れのプラもロケもへっちゃら。

「メタルの翼号」。羽ばたきました。

初戦でウイニングランでした。

チャージャーボートジャパン様、

夢を与えてくれてありがとうございました。

また、EGの仲間、

いつもお世話になりっぱなしのABCマリーナ様、

ファンの皆さん

本当にありがとうございました。

 

こちらは台風一過。

夜中の大荒れも知らず爆睡していました。

でも、試合モードで今朝も早起き。

体は疲労のピークですが、気持ちは充実しています。

 

次はバサーオールスター。

また数少ない勝てる機会が巡って来ます。

本当に幸せなことです。

次も楽しみながら頑張りますわ。

 

 

 

 

 

 

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