試合再考とウイニングタックル。
昨日は霞で一泊しました。
交通の通行止め情報が疲れを倍加させたことと
ボートのメンテがあったからです。
マリンワークス大山の小林さんが
ABCに来てくれ、
エレキ不調などの症状を伝えました。
実はウルトレックスのスポットロック機能が
WBSジャパンオープンの前から故障していました。
試合前日はABC伊藤さんと
「ああでもないこうでもない。」
横利根川でチャージャー210を浮かべたり、
揚げたりを繰り返し、
悶えましたが結局はエレキは不調のまま。
でも、それを不運と思わず、
「浚渫はやらない。」と
割り切って試合に臨め、増水で良くなった
シャローカバーを決め打ち出来たのが、
結果的には最高だったので
何が幸いするかは分かりません。
優勝トロフィーを見つめるミー助。
なごみますな。
ジグ番長的展開が出来た試合となった。
フルサイズのカバージグではなく
コンパクトシェイプのカバージグ撃ちがメイン。
増水がシャローカバーへデカバスを導いた。
ウイニングタックル。
カバークリーパー3.5g。
トレーラーはアントライオン3.3インチ。
ロッドはヘラクレスフォースグランディスLTS。
6フィート6インチミディアムパワー。
リールはZPI Z-PRIDE。
ラインはマジックハードR14ポンド。
初日に勢いをつけてくれた1500フィッシュ。
カバークリーパーが仕事してくれました。
ウエインしたキロオーバーはほぼ全て
自らがプロデュースしたジグでゲット。
入れ替えフィッシュもこれでした。
自分のルアーには愛があるから
釣れるのかもしれません。
オーバーハングへ滑り込ませたり
ヘビーカバーの隙間から落とすなど
かなりハードな使い方をしました。
スモラバでは根掛かって攻められないヘビーカバーを
テキサスリグのごとく打ち込むコンパクトカバージグです。
結構えぐいところまで入れています。
思い切り合わせて抜き上げても
ビクともしない強靭なフックです。
2日目は全ての魚を抜き上げました。
疲れからかキャストは
特に2日目はヘボかったですが、
ここぞと感じたカバーへはビシバシ入りました。
思ったようなイメージで入ったら
バイトが来ました。
Z-PRIDEの最後の一伸びあっての
ここぞの集中力のおかげです。
実は試合前はメインに考えていたのがDゾーン。
ウイニングルアーその2。
Dゾーン3/8ozダブルウィロー。
試合初日は北浦で2本バイトミス。
そのミスした魚の方向をバックシートの飯田君に
「あそこに投げて!」と言うと、
見事に2本ともナイスキャスト。
絵に描いたようにフォローが決まりました。
バスエネミー3.5インチバックスライドリグでした。
決して大きくなかったですが
初日は5本摂るのがやっとだったので
飯田君のナイスフォローがなければ
優勝はありませんでした。
チームプレイの極みです。
2日目はそれまで撃っていたのに
閃いてDゾーンのロッドに持ち替え投じた1投目でドン。
太ったキロアップ。
それが大逆転の始まりでした。
Dゾーンに持ち替えて1投目はもう一度ありました。
なんか神懸っていました。
ロッドは投げやすさ最高のフェイズウォリアー66M。
リールは古いメタマグをZPIさんにメンテしてもらって
長く使っているZPI NRCチューンモデル。
ギア比は6.2:1。
ラインはマジックハードR14ポンド。
もう一つの立役者。
ゼクー(ZEAL OPTICS)ドリオ。
巾着の脇にかすかに黒い障害物を見つけさせてくれました。
そこにDゾーン通して飯田君がフォローして2本をゲットできたのも
優れた偏光グラスのおかげ。
レンズはタレックスイーズグリーン。
ローライトでもマッディーでも見える情報は貴重です。
チャージャー210エリート。
爆荒れのプラ、ロケ、本戦2日目。
絶対的な安心感で走り抜けることが出来ました。
ダダ荒れでもまだドッカーンという衝撃を感じたことがありません。
痛くないのがたまらなくいいな。
実はアクシデントもありました。
試合2日目。
宿での充電のブレーカーが落ちており、
朝からクランキンバッテリーがパワー不足で
エンジン掛からなくなりました。
「なんじゃこりゃー。」と思いましたが、
エレキ用バッテリーと交換して難を逃れました。
ロスタイムになりましたが、
漂流ではなく試合が続けられる喜びが
幸運とビッグフィッシュを呼んでくれました。
上手くいく時はやっぱりポジティブですな。
最高のパートナー飯田君と。
J2霞ヶ浦年間チャンプ、JB霞ヶ浦年間チャンプは
やはり最高の勝ち運を持っていました。
ありがとう。2人の勝利です。
今日、大阪へ帰ります。