2012.03.29(木)
カテゴリー:バス釣り

菊元的思考による番組解説。

昨夜のThe Hit は見てもらえたでしょうか?

 

と言っても関西ローカルなので

見たくても見れない!と言う方に

文句を言われそうです。

すいません!!

 

スタジオでも解説しましたが

番組を見れない方の為や

時間が足りなくて解説出来なかったことを

ちょこっと、いや、真面目に補足します。

見れた方はより深く、

見れなかった方もそれなりに

僕がどう考えて釣りを展開しているのかが

分かると思います。

 

菊元的思考による番組解説です。

 

今回はアカデミックに行きます。

 

スタート地点は激濁り。

ロケ前日まで3日雨が降ったから。

でも、バックウォーターは澄み始めるのが

早いのが合川ダムの特徴。

 

濁りとクリアの境は水温の変わり目になることが多く、バスもストックしやすい。

カメラには映っていなかったが、

このマッドラインの沖の表層に4~5本のデカバスがスクールしてるのが見えた。

この時点で戦略にかなり自信が持てた。

 

この日の水位は低い。

ダムの工事をしていたこともあり

雨が降って水位が上昇すると

放水で減水させる。

いいカバーは少なくなるが

カレント発生はイイ条件と判断。

低水温でもリザーバーでは

カレントが出ると喰いが立つ。

 

水温はスタート地点で12.6度。

これは3月初旬としては高いが

合川ダムでは珍しいことではない。

ルアーの選択肢が広がる。

 

この時期に攻めるなら

水がクリアならジャークベイト。

濁っていればクランクベイトもしくは

ラバージグとスタート前に考えた。

 

インターセクション付近は透明度10cmないくらいで

この濁ったエリアでのディープは考えにくいので

レンジの浅いコンバットクランク180をファーストチョイス。

岬のみレンジの深い320をローテさせた。

 

カラーは180がプリスポーンダイナマイト。

 

 

透ける赤系のカラー。

 

深いレンジの320は

 

透けないソリッドレッド。

カラーはファイアークローN。

 

通常、この時期のリザーバーでは

320を先発させることが多いのだが

濁りがあまりにもきつかったので

バスはそのレンジにはあまりいないと判断。

まず180のコンフィデンスカラーである

プリスポーンダイナマイト選び、

フォローで攻める深いレンジには

透明度の低い深場でもアピールしたいと

ソリッドカラーの水に透けない色の

ファイアークローNを選んだ。

このロケではクランクは不発と言うか

ジグ&キッカーバグがメイン化してしまったので

結果的にはジグで釣れてからは

使用頻度が著しく減ったので

魚は釣れなかったが

こんな思考でレンジやカラーを選んでいると

理解していただけたら幸いだ。

シャロークランクでハマると釣りの展開が早く

パターンが掴みやすい。

 

濁ったエリアはエレキで流しながら

シャロークランクで素早くサーチ。

いよいよ本命のマッドライン周辺。

一応、ジャークベイトも試す。

その後、マキモノでは通せない

岩盤の割れ目や障害物(ロープ)の向こうに

キャスティングジグとキッカーバグにチェンジ。

 

答えはすぐにやって来た。

釣り開始50分後。

それまでほとんどクランクを巻いていたが。

 

明確なバイトだった。ダムの放水でカレントがあったのが味方した。

濁っているがそれは表層のみになる濁りの境目。

ブラウンパープルのキャスティングジグはプリスポーンの気配を感じたら

最も自信があり,かつ最も実績のあるカラー。

キッカーバグはジグのカラーにあわせてグリパンを選んだ。

ジューンバグチャートでも良かったかも?

 

その5分後。

フローティングストラクチャーを回り込んで

 

マッドラインと攻めにくいロープに囲まれたわずかな凹みに2本目がいた。

 

とりあえずこの時点で今日は行けそうと感じていた。

キャスティングジグとキッカーバグでらしきスポットを

撃ち抜くのみだ。

 

 

この続きは後程。