2012.04.07(土)
カテゴリー:バス釣り

リールをチューンナップしてみた。

正直、この前のThe Hit 七川ダムロケは

釣果云々より最後まで釣りが出来たことにホッとした。

 

今まであえて発言してなかったが

体を故障していたからだ。

今までで最も酷い痛みを感じていた。

朝起きるのが辛い日々が続いていた。

 

フィッシングショー前に行った

BIGBITE2日目のロケでは

あまりの肩、背中、首の痛みで

ロッドを何度も落としそうになり

何度も釣りを中断したあげく

うずくまってしまい

午前中にして人生初のロケ途中リタイアという

失態を演じてしまったからだ。

(TVでは酷すぎるのでカットしている。)

 

デカイのは釣りましたが。

 

そうこうするうちに名古屋、横浜と立て続けにショーが

あり、まともに診察や治療が出来なかった。

フィッシングショーでは笑ってはいたが

まあまあ辛い痛みが続いていた。

 

でも、毎日のストレッチやショー明けに治療してもらったことで

かなり痛みは改善されたが

「最後まで釣りがまともに出来るだろうか?」

という不安がつきまとっていた。

 

なので、七川のThe Hit ロケでは

かなりの不安の元、ロケがスタートしたが

なんとか最後まで出来たことは

とりあえず本当に良かった。

以前、オリックスの井筒チーフトレーナーに貰った

魔法の湿布薬もかなり効いた。

お灸も多分、効いた。

 

現在はおかげさまでかなり良化しました。

 

ただ、肩、背中、首の痛みは今後も要注意。

地道なストレッチや治療を続けていきたい。

 

さらに昔からの付き合いの

右手首の関節炎(腱鞘炎ではなかった。)は

時に激痛により、クイックなリストワークを困難にし、

手首をかばって肘を使ったキャスティングとなり

それがテニスエルボーを引き起こしている。

これが原因でキャストの「あとひと伸び」の押し込みが

パワー不足で足りなくなってる時もある。

言いたくはないが

ぶっちゃけで言うと下手になったと思う時もある。

自分が思い描く理想の精度が不足している。

「あと10cm奥へ。」入れたいのである。

瞬発的なパワーが体の故障(持病)で足りなくなってきている。

朝は調子良くても持続力に欠けることもある。

残念ながら老いは隠せないと自覚した。

年齢を重ねてからのパワーフィッシングへの

傾倒のツケが徐々に忍び寄って来た。

 

しかし、絶対にまだまだ諦めたくない。

 

このキャスト改善するため

今までリールのチューニングなどには

かなり無頓着であったが

道具の力で体の衰えを補いたい一心で

ZPIのチューニングパーツを導入した。

 

まずは僕の右腕たるヘラクレスヘラクレス。

ベイトフィネス用ではなく

パワーカバーゲームの為のタックルです。

ジグ番長セッティングです。

まずはメタニウムMg7をチューニング。

スプールはNRC710M。

ベアリングはsicBBフィネスコンセプト。

セットアップネオジウムを放りこんだ。

試投ではセッテイング次第で

極めて回転がいいのに

ノーサミングでもバックラッシュが皆無になった。

ノーマルでのピーキーな印象からキャストフィールが一変した。

スキッピングでのトラブルも減少しそう。

ネオジウムの効果はかなり高そう。

ハンドルはパワーゲーム92プラチナカーボン。

ロングハンドル化かつ軽量化した。

 

セットアップネオジウム。

これから最良のセッテイングを追及していきます。

しかし組み合わせパターンが無限なので難しいー。

 

sicBBフィネスコンセプトのベアリング。

なかなか具合がよろしそうです。

 

こちらはプロトのベイトフィネスロッド。

菊元モデルプロト64ML。リールはメタMg。

スプールは以前からBFC710RRに交換していたが

ベアリングをsicフィネスコンセプトに交換。

勿論、セットアップネオジウムも搭載した。

試投では軽い力のピッチングで

より低い弾道で伸びるキャストが容易になった。

同じセッテインングで突然のフルキャストでも

バックラッシュしないセッティングを追及していく予定。

ハンドルもBFCキット80SHR、

ノブはライトフィネスノブSD-Rに交換して軽量化した。

 

これはメタMgDC。

ジャークベイト用のEGアクションにつけるリール。

DCはスプールなどは代えられないので

中身はいじらなかったがハンドルをイナーシャに交換。

イナーシャにするとサトシンが喜びそうで嫌だったが

明らかに良さそうなので背に腹は代えられないと

とりあえず1台を導入。

ジャーク後のラインスラック処理を

右手ではじくだけでクルクルッと出来るはず。

ロングハンドルなので多分、ディープクランキングの負担も減るだろう。

具合が良ければコンクエストなどにも導入する予定。

ノブはデカく長いがコンクエストの純正ハンドルより軽い。

 

今回はとりあえず5セットのリールをチューニング。

具合が良ければ手持ちのリール全てを

チューンしていきたいと思う。

遅ればせながらリールチューニングを徹底的に勉強していきます。

使用感などはまた報告します。

 

愕然とする間も無く腐敗し始める

我、一介の肉塊なり。

 

衰えた肉体を機械化してアンドロイドとなっても

と言うと大げさですが

進化したチューニングパーツの力を借りて

さらに精度とクオリティーの高い

パフォーマンスを追及していきます。

勿論、体ももう一度鍛え直します。

 

このおじさんはしつこいよ。