2010.04.15(木)
カテゴリー:バス釣り, ルアー

ロイヤルフラッシュJr.

今週は、エバグリスタッフの皆んなは、ロケに行きまくり週間です。


サル番長は、マジオカでおかっぱりロケ。

サトシンは釣りビジョンDVDで琵琶湖へ。

サタン島田も釣りビジョンDVDで池原へ。

皆んな、結構イイ釣りが出来たようです。


僕だけ、会社で打ち合わせです。

ワシも釣りに行きたいです。でも、今週は我慢です。



琵琶湖にて。キッカーイーターで。

サトシンのロケは順調に釣れすぎて、逆にパンチに欠けるかも?


ところで、秘密ですが、ロイヤルフラッシュJr.の一回目の金型成型品のサンプルが

完成しました。


ウロコも入ってイイ感じ。

これから、ウエイトを加え、リップを付けて、組み立てて塗装工程へ。


最初のプロトは内部のリブなどは削らず、

外側だけを削り出したものからスタートすることもある。

でも、Jr.の場合は、オリジナルモデルである程度バランスが分かっていたので、

内部のリブも最初からアタリで削った。

リブの中にウエイトなどを加え、

微調整して泳ぎを出していき、ウエイトの位置を決める。

当然、その段階では、ラインアイの位置やリップの角度、形状等も

ある程度、調整できるようにしておく。

それから、テストで、泳ぎが出たら、

内部のウエイトルームやリブを調整し、よりばらつきが無いプロトにする。

そして、厳しい実戦テストで修羅場をくぐり、

生き残ったベストなものだけが、製品化に向けて金型へと移行する。


これはウロコなしの以前のプロトタイプ。

ロイヤルJr.は4連結です。


だが、成型品になると微妙に動きが違うようになることもある。

一発で決まればいいが、

もし、微妙な差が出た時は、

金型に更なる微調整を加え、テストで出したベストな泳ぎ、

バランスに調整する必要があるのだ。

そうなってしまえば、さらに時間も経費もかかるので

組みあがって初めて泳がせる時は

いつもドキドキします。

多連系の場合は、動きを出す要素が複雑かつ微妙なので、

特に難しいです。


先程、組み上げたばかりのモデルを水槽で泳がせたら

素晴らしくイイ感じでした!!

ウエイキングの引き波とサウンドがたまらん!!


でも、僕の持論ですが、ルアーは水槽だけでは分かりません。

これから、何個か組みあがったら、さらにフィールドテストです。

一発OKが出せることを願います。


早くゴーサインが出せたらいいな。

楽しみにしていて下さい。


ロイヤルフラッシュJr.完成をお楽しみに!