2011.05.26(木)
カテゴリー:バス釣り, ルアー

脅威の福島健ジグ&トレーラー。

BIGBITEロケは奈良県の風屋ダムでした。


猛烈に沢山釣れました。


でも、肩を再びやってしまいました。

かなりヤバイです。

初日の寒さがたたったのか左肩痛が再発。

痛みの為、2日目はハードな釣りはほとんど出来なくなり

スピニング&スモラバの釣りに終始しました。

でも2日目もデカイのは獲りました。

昨日は9時半に帰宅したのですが

そのままスタッフと食事に出たのでThe Hit は見られませんでした。



ところで昨夜のThe Hit を見られた方は

僕がスモラバを使ったサイトフィッシングで次々と

デカバスを仕留める映像に驚かれたことと思います。


一番驚いているのは本人です。


本当のことを言うと

真面目にスモラバを使ったのは

初めてだったからです。

勿論、ベッドのサイトではなく

フィーディングのサイトフィッシングです。

ドピーカンベタナギの急減水。

ヤバイ状況をチャンスに変えるワザでした。


スモラバでの初バス。

ビッグベイトでのサイトの経験が活きた。



急減水でツルツルの砂地の激浅バックウォーター。

少し前まで木が浸かる水位であった。

本来ならヤバイ状況である。

でも、減水慣れしてきたバスはエサを求めて上がって来た。

激流のドンつきにはいないが

丸見えの超シャローにはバスがいた。

ただし、激流による目くらましの幻影効果もなく

バスも見えるが、バスからも僕が丸見えの超スプーキー状態。

ビッグベイトでは極めて難しい。

試しに人生初とも言える福島ジグを投入すると

答えはすぐに帰って来た。


見えたら釣れる。禁断の果実でした。


バス1本1本に性格がある。

一度、ボートやアングラーの気配に警戒して逃げたバスもプレゼンテーションのやりかた次第で簡単に口を使う。

キモはロッドの振る方向。ルアーやラインをバスの上に通さないこと。

ラインの存在を消す工夫。ジグを落とす位置。ジグの隠し方。見せるタイミングにあった。

全てビッグベイティングで学んだことの応用である。

福島健デザインのスモールジグとトレーラーは

減水によりスプーキーになったバスに

より簡単に口を使わせてくれた。

ロッドはソリッドセンサー61ULST。今まで使った最高のフィネススピニングロッド。

リールはオーパス1ネロ。ラインはマジックハードR4lb。


福島ジグ(仮称)はとにかく根掛かりにくい特殊なヘッド形状とバランスを持つ。

根掛かってもマジ根掛かりしにくく、すぐはずれてくれるので

ロストが極めて少なく、ハングオフでリアクションをかけられる。

トレーラーも極めてズレにくい。

トレーラーは福島健曰く 「バスがとにかく好きで喰いたくなる形」 にキモがある。

一度怯えたバスでも思わず襲う驚異的なパワーを発揮してくれた。

福島健はやはり凄い奴でした。

ただのクマではありませんでした。(ゴメン!)

天才ですわ!!

今まで使いもせんかったスモラバでもデカイのしか釣れません。

それは、デカイのしか狙わなかったからです。

でも、デカイのが軒並み口を使います。

このジグなんかあります。


ボウワーム8インチでも。

コツが分かれば簡単に口を使ってくれる。

これは岩陰のフィーディングスポットに入ったバス。

このバスも一度逃げたが、振り返りざまにワームを吸い込んだ。


さらにボウワーム(プロト)8インチノーシンカーで。

風によるさざ波を利用して釣ったゴンザレス。

バスも途中で見失ったが、さざ波が僕の気配も隠してくれた。

ラインが走っていきました。

ロングワームはかなり遠い距離でもバスが発見してくれるアピール力を持つ。

ロッドはエアレギウス7。ラインはマジックハードR10lb。


サイトは観察眼とプレゼンテーション。

そして、その時バスが怯えず、思わず喰いたくなる(口を使いたくなる)

ルアーを選ぶこと。


サイズを選んで狙うスモラバの世界を

プロトの福島ジグとトレーラーのおかげで知ることが出来ました。


まだまだ上手くなれそうです。


今回のBIGBITEロケでも

怪我の功名で福島スモラバのスーパー入食いさせる力を実感しました。

普通に使えばサイズはともあれ猛爆的に釣れました。

The Hit のロケの時とは違う側面を体感しました。


早く製品化したいです。

 

でも、その前に肩の治療をします。


BIGBITEの結果はまた明日。