ウェイテッドフック。
今回は僕がヘッドシェイカーで多用するウェイテッドフックの紹介。
琵琶湖などではグラスリッパーなどのスイミングジグトレーラーとして
春先に爆発力を発揮するヘッドシェイカーですが、
さらにゆっくり巻きたい時や
おかっぱりで根掛かりが心配な時は
ウェイテッドフックリグもしくはノーシンカーリグです。
流れがあるところでノーシンカーでは流れ過ぎる時や
ボトムをスローロールしたい時はウエイテッドフックリグです。
スイミングジグトレーラーに比べ圧倒的に根掛かりが少ないのも
ウエイテッドフックをおかっぱりで多用する理由です。
僕がいつも使っているのはデコイのWスイッチャー
もしくはSスイッチャーです。
Wスイッチャー装着例。
ヘッドシェイカー5インチには#5/0を使用。
ウエイトは1.5gです。
Wスイッチャーはウエイトがワームの先端付近にあるので、
岩などのハードボトムを感じやすいのもいい。
上がSスイッチャー下がWスイッチャー。
ウエイト位置が違う。
Sスイッチャーは同じ#5/0では2.2gのウエイトが付いています。
ワームの沈下姿勢が水平気味にスローフォールしやすくなります。
もうちょい遠投が必要ならSスイッチャーを選びます。
ヘッドシェイカー5インチ&Sスイッチャー2.2g。
昨年の2月終わりの釣果です。
ただ、Wスイッチャー、Sスイッチャーの両者共、
ラインを結ぶ前にワームをリグしないと
ウエイト部でワームが裂けてしまいます。
なのでワーム交換時は自動的にラインを切って
フックをセットしてからの結び変えとなります。
ラインチェック、結び変えは
デカバス釣りの基本中の基本なのでいいことですが
ラインが痛んでいない時も一度切ってからの
結び変えは正直面倒くさい時もありました。
デコイでは結び変えなしでワームチェンジ出来る
ウエイテッドフックを開発していました。
WARM130マキサスウェイテッド。
写真は#5/0、3gのウエイトのものです。
フックのゲイプはWスイッチャー、Sスイッチャーと
ほぼ同じでフッキングを助けます。
ヘッドシェイカーなどのシャッドテール系にバッチリ。
グリグリとスクリューにワームを回しながら固定。
かなりしっかり固定出来ます。
ヘッドシェイカーセット例。
結び変えなくてもワーム交換が出来ます。
それだけなら他社製品でも同じようなワーム固定法のウエイテッドフックはあります。
マキサスウエイテッドはウエイトの位置を自分で決められます。
ウエイトが誘導式になっています。
これは後方へずらした例。
前方にウエイトがあるとワームは頭下がりで早くフォール。
このように後方だとワームの沈下姿勢が水平近くになりスローフォールします。
もっと言えばヘッドシェイカーのアクションもウエイト位置で微妙に変わります。
ウエイト位置が変わるのだから当然ですね。
ウエイト後部にスリットがあります。
自分でウエイトの位置を決めたら、
この部分を、
プライヤーでかしめます。
まあまあ力を込めてかしめて下さい。
これでウエイト位置決め完了です。
シチュエーションに合わせてウエイト位置を決めて下さい。
マキサスフックは6月発売予定。
発売されたら是非試してみて下さい。
こちらは遠賀川。今田パパ。
3月6日のちょこっと釣りの釣果。
Dゾーン3/8oz。ゴールドラッシュ。
ロッドはフェイズウォリアー。
ラインはマジックハードR12ポンド。
濁り対応したスピナーベイティング。
遠賀川もそろそろかな。