ジャークベイトの使い分け&ちょこっと解説。
昨日は駐艇させてもらっているフリークさんに
ボートをピックアップしに行ってました。
お店が今日、定休日のため会社まで運びました。
行帰りは渋滞で結構時間を費やしました。
会社の駐車場へ無理矢理放り込む。
まあまあギリギリのスペースへ車庫入れ。
でも大阪市内で屋内にボート入れられるスペースがあるのは幸せです。
雨で濡れたデッキも乾くかなー。
タックル準備の方は、途中で打ち合わせや電話などが入り全ては出来ませんでした。
今日、続きをします。
これはセット完了のジャークベイトボックス。
左からサイドステップ95SP。フェイス、サイドステップSF、サイドステップと95のフローティングです。
Sウエイトは現場でジャストサスペンドに調整するための必需品です。
まだ、水温が高いのでSPでもゆっくり浮いて来ます。
ゆっくり浮く方がいいのか、早く浮かせて障害物回避した方がいいのか、
それともジャストサスペンドにしないといかんほどシビアなのかは、
その時の状況で判断します。
ジャークの動作が楽な順に言えば
フェイス、サイドステップ95、サイドステップの順になります。
クリアーならトリッキーに上下左右に飛ぶフェイスを選びます。
ジャークの動作の肘や手首への負担も少ないです。
チョイ濁りなら左右に飛び、水を無理やり動かすサイドステップです。
その中間的なのがサイドステップSPです。
サイドステップ95は、ジャーク以外の使い方が際立ちます。
フローティング、SP共に「グリグリッ!」と巻いて止めるクランキング&ステイ、
あるいは、ただ巻きでも釣れるアクションを持っているので、重宝します。
ぶっちゃけ肘痛が出た時も、この使い方を選びます。
ハンドルは4,5回巻いてポーズが基本動作です。
動作的にも簡単なので、ジャーキングの動作が苦手な方にもおススメです。
サイドステップ95SPでゴンザレス。
この時はプロトでした。
手前でルアーが完全に止まっているのを見ていると、
黒い小さな影が浮き上がって来て、その影がどんどんデカくなり、喰うのが見えました。
この時は厳寒期だったので、Sウエイト貼って完全サスペンドの微調整していました。
キャストしているのはブレイクでしたが、ボートポジションは10数メートルでした。
僕がジャークベイトを使う状況は、
1.クランクやスピナーベイトなどの巻き続けるものへの反応がない、もしくはイマイチ。
2.激濁りではない。(フローティングモデルでカバーを攻める時は例外)
3.ザリやエビではなくベイトフィッシュを喰っているバスを狙う時。
4.特定のベイトフィッシュの存在が確認出来る時。
5.タフな状況でデカイのを選んで釣りたい時。
菊元的には特に5を重要視しています。
本気で使うとデカバス率が異常に高いです。
フェイスで余裕のゴンザレス。
いつぞやの晩秋のBIGBITEロケ。
フェイスのクラウン溺愛しています。
以下はジャークベイトでバイトする時の基本的イメージです。
ジャークのイレギュラーな動き、フラッシング、音で発見させ、バスにスイッチを入れます。
興味を持ったバスが近づきます。
(近づいたバスとの距離を詰めるのがポーズです。)
近づいたバスからルアーが逃げて行きます。
(逃げるものを追うのはバスの本能。)
「こりゃ喰わんと!」と完全にスイッチが入ったバスが次第に距離を詰めてバイト。
といった流れになります。
ジャークベイトはニュートラルな状態のバスにスイッチを入れてくれるルアーです。
特にこれからの寒くなる季節はクリアーであればあるほど、
深い水深から突き上げて喰うバスはデカイ傾向になります。
寒くなればなるほど、シビアなサスペンド調整とロングポーズが必要になります。
以上、菊元的ジャークベイトちょこっと解説でした。
これからの季節、参考にして下さい。
それでは引き続きタックル準備します。