2014.02.18(火)
カテゴリー:バス釣り, ルアー

ディープマジックの秘密。

明日はアメリカ出発ですが

今日はバスワールドのインタビューと

撮影が入っています。

多分、長時間を要しますが

妥協することなくいいDVDムックが完成できるよう

真摯に仕事に向き合います。

 

さて、

いよいよ週末くらいにはデリバリーされる

ディープマジック。

見た目からはテールスピンジグのように思われがちですが、

実はニュージャンルのプラグです。

 

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ディープマジック。

ボディーサイズ5.0cm,ウエイト22.5g。

激飛びです。

ラトルも入っています。

 

テールブレードがあるので

激しくバイブレートするテイルスピンジグのような

アクションを想像しがちですが

ほぼ、ノーアクションです。

ボディーは僅かに縦揺れ微振動するだけの直進アクション。

プロペラは巻くだけで高速回転。

ブレードはバイブレーションを生み出すのではなく

フラッシングと水を動かす役目を果たしています。

 

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ディープマジックはプロップマジックのディープ版。

バスのレンジが表層まで出て来れない時に威力を発揮するナチュラルベイト。

その動きはまさしく喰われるべきベイトフィッシュです。

外道も良く釣れるのがフィッシュイーターに好まれる動きの証。

これはフィッシングショー前のバスワールドロケでディープストラクチャーを

狙って一発で仕留めたバスです。

 

また、レンジキープ能力に長け

ミディアムリトリーブで3~4mくらいを浮き上がることなく

ディープクランクなどよりはるかに長くトレース出来ます。

また、カウントダウンしてスローロールすれば

7~8mのディープをトレースすることも可能です。

このレンジを横方向に浮き上がらせず、攻略出来るのは

ディープクランクのドラッギングくらいでしたが

クランクの激しい動きやボディーのデカさに

反応しないバスが喰いたくなるものがディープマジックだと

僕は思います。

 

冬のデカバスをリアクションで釣るならリトルマックス。

対してディープマジックは喰わせのハードベイトと言えます。

 

.jpg2014年1月18日2750gディープマジック

サトシン今年1月のブタバス。

ディープマジック丸飲みです。

エサをたらふく喰っているバスです。

 

.jpgディープマジックアユ53cm3100g2014 年1月29日

このバスは53cmで3kgオーバーです。

これも冬バスです。

このルアーをプロデュースしたサトシンは

低水温期にかなり凄い思いをして来ました。

 

でも、僕は暑い時期、ハイシーズンでも

ベイトフィッシュのレンジとリンクさせることで

このルアーの威力を知りました。

 

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これは早巻きで上のレンジを巻いて釣ったバス。

早巻きすることで逃げるベイトを演出。

こんな使い方もアリです。

The Hitロケにて。

 

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7~8mのディープをスローローリング。

フラットに群れるワカサギの群れに着くバスを狙いました。

カウントダウンしてスローに巻くと

ボトムスレスレをロングトレースすることが出来ます。

ドラッギングではなくキャスティングで

こんなディープをロングトレース出来る能力は凄いです。

テイルスピンジグでは巻くと浮き上がってしまいます。

ワカサギレイクでは特に有効だと確信しています。

 

このようにディープマジックは冬にも凄いけど

決して冬だけのルアーではないのです。

オールシーズン有効なハードベイトです。

 

皆さんも、この新ジャンルの回転波動直進系ベイト

ディープマジックでデカバス釣って下さい。

 

基本は投げて巻くだけです。

また、新しい発見あれば報告します。

 

僕は昼からの撮影に備えてタックル準備します。