2011.03.19(土)
カテゴリー:バス釣り, よもやま話

今日から3連休。今、思うこと。

今日から3連休。

いつもなら、喜々として趣味のクワガタをいじるのだが

なんだかそんな気持ちになれない。


正直、「こんなことしてる場合か。」と

自責の念が湧いてくる。

でも、そんなことではいけないのです。


でも、一寸の虫にも五分の魂。

生き物は飼い主が世話をしないと

死んでしまいます。

ずっとエサのゼリーをあげてなかったので

可哀想でした。


クワガタは僕にとっての趣味であり

楽しみであり癒しです。

バス釣りは僕にとっては仕事ですが

皆さんにとっては僕のクワガタのように

趣味、楽しみ、癒し、生きがいだと考えます。


ここからは被災されていない地域の方へ。


地震の直接の被害に合われてない

地域の人は、自分の趣味を楽しむことを

責めないで下さい。


例えば僕がクワガタを自粛して止めてしまえば

馴染みのクワガタ屋さんの売り上げが減ります。

極端な話、全国の愛好者が止めてしまえば

お店は潰れ、店主と家族の生活は破綻します。

これは釣りも同じです。


皆んなが趣味の釣りを自粛すれば

被災していない地域の小売店、問屋、メーカーも

経営が困難になります。


例えば外食を自粛すれば、外食産業がへこみます。

それと同じです。


自粛、自粛で経済活動を止めてしまえば

経済は確実に低迷します。


各自がお金を使って、経済を活性化させないと

巡りめぐって自分も自分の家族も守れなくなります。

自分の家族も守れないようなら

正直、社員やその家族を守るどころでは

なくなるでしょう。


自分が経済的に苦しくて

家族を守ることだけで

精一杯の状況になってしまえば

地震の義援金を送ることも不可能になります。

復興まで長い時間が掛かりそうです。

それまでの長い支援が必要です。

支援できるだけの経済力を持たないと

共倒れになってしまいます。


僕は家族を守りたい。

社員を幸せにしたい。

バス釣りの素晴らしさ、楽しさを伝えて行きたい。

だから、僕は釣りに行きます。

情報を発信します。


釣りの業界を活性化させる活動を続けます。

それが小売店、問屋、メーカーなどの業界、

なによりアングラーを幸せにするため

僕が出来ることと信じます。

それが、今、僕に出来ることです。


被災したショップ経営者から

名古屋バスフェスタの主催者に

イベント中に電話があったらしいです。

どんどんイベントをやって業界を盛り上げて下さい。

そうしないと、未来は来ないからと。

お店の天井が落ちても、希望を持って

未来を考えているポジティブさです。



自粛、自粛は経済を沈下させます。

勿論、被災地や計画停電の地域での

イベント自粛は止むを得ないことです。


生きるのに必死の被災者の方は別です。

でも、被害が幸いにも無かった地域に住む人間

働くのに支障が無かった人間は

これまで以上に働いて、そのご褒美として

楽しみにお金を使って下さい。

自分の楽しみを責めることはないです。

日本中の皆んなが下を向いていては

何も生まれません。


バスアングラーが釣りに行くことを

バスアングラーが非難しないで下さい。


僕は胸を張ってバス釣りに行きます。