吉川永遠という才能。
今年のトーナメント13戦に出場して
13戦中10戦で表彰台(5位以内)の驚異的な成績を誇る若手プロがいる。
吉川永遠。(よしかわとわ)23歳。
昨年からJBトップ50に昇格して参戦。
試合歴はもう少し長い。
生年月日からして極めて縁起のいい
1並びの平成11年1月1日生まれ。
トップを獲る運命を持っているかのよう。
サイトフィッシング、ライブスコープの名手。
しかし、それだけではない。
こちらは先日のJBトップ50北浦戦。
吉川永遠は3位入賞!
この試合は巻きでハメて来た。
サイトの名手として名を挙げた吉川永遠だが
サイトやライブスコープだけではない
対応力を示した。
最初に述べたように
今年になっての表彰台率は本当に凄まじい。
吉川永遠の今年の試合結果は以下の通り。
チャプター奈良第1戦七色ダム ノーフィッシュ。
チャプター池原第1戦 3位。
チャプター津風呂湖第1戦 優勝。
チャプター津風呂湖第3戦 優勝。
チャプター津風呂湖第4戦 5位。
JB津風呂湖第1戦 4位。
JB津風呂湖第2戦 準優勝。
JB津風呂湖第3戦 準優勝。
JB入鹿池第1戦 準優勝。
ジャパンスーパーバスクラシック河口湖戦 20位
JBトップ50 第1戦遠賀川 39位
JBトップ50 第2戦弥栄ダム 5位。
JBトップ50 第3戦北浦 3位。
驚くべきことに13戦中、
3試合を除いてあとの試合は全て表彰台!
最初の七色戦のノーフィッシュ、
クラシック20位、
トップ50初戦の予選落ちを除いて
あとの試合は全て5位以内です。
日本のトップカテゴリーのトップ50の試合と
ローカルのチャプターが
同列ということではありません。
それでもこの表彰台率は驚異的です。
吉川永遠の今年の5位までの入賞率は76.9%!
吉川永遠。とてつもなく凄い成績です。
今年は勢いだけでない「強さ」を身に着けた。
先のトップ50北浦戦ではふとした気づきから
巻き倒した。
一流のプロアングラーの資質である魚のいる場所、喰うタイミング
「ここ臭いな。」という嗅覚も備えているはず。
天才的センスを感じます。
池原で仕留めた68.5cm!5428g!
自己記録らしいです。
「見えた」デカいバスに
ボウワームヌードルノーシンカー投げて仕留めた。
ロッドはオライオンフリーウィル。
フックは#8のマスバリ。
ラインはバスザイルマジックハードR3ポンド。
僕はこんなデカいの見えたら
3ポンドのスピニングでは投げません。
このモンスターやTVロケもそうですが、
今年の試合での表彰台では
ボウワームヌードルが数多く貢献。
と言うかここ最近の津風呂湖の試合(全てお立ち台)は
全てヌードル8インチと
ヌードル12インチしか使っていない程の
溺愛ぶり。
ボウワームヌードルテスト時の魚。
ついでに言うとオライオンフリーウィルも
まだプロト。
昨年の弥栄ダムプラクティス時の写真。
吉川永遠は僕の長男と同じ年生まれで
まさに息子のような年齢です。
若い!
この若きプロアングラーの資質、伸びしろは
計り知れないと思っています。
今年、TheHitでTVにもデビューさせたことで
見られている自覚が身に付いたらいいな。
さらに、強くなったり、名前が売れても
釣りに対する貪欲さ、向上心と共に
謙虚さは忘れずにいてほしい。
今後の吉川永遠に注目してください!
ボウワームヌードル炸裂のロケ。
久々の正木ダムロケでした。
多分15年ぶりくらいかな。
今日は雨模様ですがThe Hitロケ当日は晴れー!
風が止むとむーっとして
さらに「ジーッ」いう蝉の鳴き声が暑さに拍車をかけました。
ボウワームヌードルが助けてくれました。
ヌードルフィッシュ。
ロッドはオライオン63ML-STフリーウィル。
リールはヴァンキッシュC-2500SHG。
メインラインはP.E.のDブレイド#0.6。
リーダーはバスザイルマジックハードR6ポンド。
ちなみに僕のP.E.とフロロの結節は簡単で早く結べる10回グルグル結び。
この結びは簡単で早いですが
結び目で魚に切られたことはありません。
フックへの結びはユニノット4回くぐらせています。
今回のボウワームヌードルのリグはこれ。
変形ネイルリグ。
オフセットフックを使ったウィードレス効果の高いネイルリグです。
写真では分かりにくいかもしれませんが、
フックのクランク部分とフックポイントの間に
ネイルシンカーを挿入しています。
このセッティング特有の
「ゆらゆらとした独特の揺らぎ」のフォールの動きが出せます。
フックはDECOY SSフック#3です。
ネイルシンカーはアクティブMSトーナメント1/64ozです。
これもヌードルフィッシュ。
最初はバラムにチェイスして来たバスがヒントでした。
「ここから出て来たのでは?」と推理して
ちょこっと時間空けてのフォローで
ヌードルキャストしたら「BINGO!」でした。
この日は満月大潮初日で前夜は雨が降らなかったので
月明りで明るい夜に盛んにフィーディングしたはず。
チャンスタイムはフィーディングの残りがいる朝マズメか
お腹が空きだす夕方。
ところが朝は巻物やトップが機能せず。
たまに遅れてフォローして来るバスが見えるだけでした。
バラムでチェイスしたバスがヒントとなりました。
朝の水温は24℃台。夕方には26℃台まで上がりました。
ちなみにバックウォーターは22℃台でした。
バックウォーターでのサイトフィッシングで。
バックウォーターの見えバスを
ヌードルで仕掛けて口を使ったのは
いわゆるルアーが好きな魚。(最初の写真のバス)
口には釣られた跡がある魚でした。
バックウォーターにバスは刺していましたがなかなかに天才ぞろい。
ルアーが空中飛ぶだけで逃げるつわもの揃いでした。
さらに、かなり浅く釣りの動作やバス探していると
エレキが岩などにヒットして危険で
なかなか思うように釣りの動作に集中することが難しかったです。
今回はほぼボウワームヌードルで凌ぐ釣りの展開となりました。
ワームのパワーに助けてもらった感じがなんとなく悔しいですが
ヌードルのタフタイムの喰わせ能力はやっぱり凄まじいです。
使ったカラーはツリミミズ、うなぎ、レッドウーロンとローテして
全てでバスを得ました。
バックウォーターでのランディングシーン。
正木ダムのバスはメチャクチャ引きました。
オライオンフリーウィルで全ての魚を獲りましたが
掛けてからのバラシは今回はなかったです。
今回はキャストを1発で決める
アキュラシー性能の良さがバイトを得られたポイントでした。
今回は夏水位でスロープの状態が悪く、
BIGBITE号の昇降が不可能ということだったので
12フィートのアルミボートをボートハウスチャーキーさんに
レンタルさせていただきました。
現地まで運んでくれて助かりましたありがとう!
ロケ終了後は大黒さんとイタリアン。
大変美味しかったです。
アルコール効果と超早起きだったので
宿に帰ったら爆睡でした。
今日は徳島から大阪に出勤しています。
思い出と美味しさに感謝。
何十年も通っていた馴染みの寿司屋さんが閉店となりました。
大将が病気になったためお店を閉めることになったのです。
子供の頃、親に連れてきてもらってから、
「いつかは自分の稼いだお金で寿司食べたい。」と思って
それが実現したお店です。
寂しいな。残念やな。
昨日、自宅に女将さんがわざわざ閉店の挨拶に来てくれて、
キープしていたウィスキーのボトルと
「今までのお礼です。」と新しいボトルを持って挨拶に来てくれた。
「こちらこそありがとう!」という気持ちでいっぱいでした。
何年か前の集まり。
EGのプロはほとんどここに招待していました。
というかメーカー問わず沢山のプロアングラーを
ここに招待しました。
このブログ見て閉店知った仲間たちは大ショック受けるはず。
僕にとっては家族との憩いの場であり、
仲間との語らいの場。
美味しい食事は皆を笑顔にしてくれると実感させてくれる場所でした。
この寿司屋さんがいろんな意味で一番美味いと思っていました。
コロナ禍なければもうちょっと来れたのにな。
久保さんと。
久保さんとはたまたま会うこともありました。
僕が愛した品たち。
久保さんも大好物のまぐろ。
勿論僕も大好物。
うにのつきだし。
剣先いかとあえてあります。
さざえのお造り。
こりっこりで美味い。
アワビのバター焼きもたまらん。
うなぎー!
ガンちゃんは必ず注文してましたね。
それと冬場のブリの照り焼き最高でした。
写真見ているだけでお腹が減りますね。
同じことを当たり前のように
長年に渡って繰り返すことは
ある意味凄いことです。
しかし、
年月は残酷に時を刻み、誰もに等しく老いをもたらします。
高齢になっての病気から、
営業再開を目指して
頑張っておられた大将は大変残念な思いされたと思います。
健康を取り戻されることを願うばかりです。
今までの沢山の思い出と美味しく楽しい時間を
提供していただいたことに感謝しかありません。
本当にありがとうございました。