2010.06.07(月)
カテゴリー:バス釣り, ロッド

福島健、よく頑張りました。

昨日、JBトップ50北浦戦が終了しました。


最終日は福島健が盛り返し単日9位で

総合3位でお立ち台に上がりました。

良く頑張りました。

これで福島は年間総合順位も2位に上げました。


表彰台へのコール。


僕が頑張れと言った今江選手はまさかのノーフィッシュで

23位まで順位を下げてしまいました。残念。

本人コメントはまたイマカツブログでアップされると思うので

見てあげて下さい。


トーナメントには魔物が潜んでいます。

何が起こるか分かりません。

というかトップ50緒戦で初日トップになった

星野選手の時も僕が頑張れと言ったせいか

最終日、ノーフィッシュの洗礼を受けるはめに

なったので、僕は「頑張れ」と言わんほうが良さそうです。

反省しました。

これから優勝できそうな選手に頑張れは

封印したいと思います。


こういうジンクスめいたことは、気にするたちです。


その他、EG選手はコバが最終日5位で総合11位。

頑張りました。

フジキは総合22位でフィニッシュ。


ところで、先程電話で福島健としゃべったのですが、

今回の上位入賞に、新作プロトの福島プロデュースの

ヘラクレススピニング61ULSTが大きく貢献したようです。

というか、試合では、ほぼそのロッドしか使わず

全ての魚をその61ULSTでキャッチしました。

トーナメント仕様のソリッドティップスピニングです。


凄いトーナメントウェポンが誕生。新たな武器になりました。


ロッドフェチ、ガイドセッティングフェチの福島が

とことんこだわったロッドが実戦能力の高さを証明。

自分でガイド,グリップを選定しセットしたかいがあったね。


ヘラクレス61ULST。


彼が狙っていたのは護岸の切れ目の水深1mにも

満たないシャローのハードボトム。

そこにベイトフィッシュが溜まり、フィーディングスポットに

なっていることを発見していた福島は

ある技を使った。

その大技とは、狙いの超シャローに

わざとエレキを使って水流を当て、

ベイトフィッシュをパニックにして、バスのフィーディングの

スイッチを入れてからルアーをプレゼンテーションするという

大技。

バスの習性を知り尽くしてないと出来ないワザです。


そこに、ドロップショットを投入し、シンカーを根掛かりさせ、

激しくシェイクしバイトを誘った。

ラインはバスザイルマジックハードR3ポンド。

「この61ULSTでないと出来ない適度な根掛かり感と

一点での激しいシェイク、一瞬のバイトをはじかず吸わせて掛ける

能力は改めて凄い。」と福島はしみじみ言ってました。

ロッドが試合に間にあってよかったね。


これは福島のクィックリグチェンジシステム。

かなり早くドロップショットのリグ交換ができます。

時間に無駄が許されないトーナメントでの知恵です。

異常にマメな福島健の性格が表れています。

今の僕では考えられません。


僕は流派が違うので使わないかもしれませんが

僕では出来ないロッドが完成しました。


ロッド造りに異能な才能を見せる福島健が開発に加わったことで

ヘラクレスのラインナップもさらに厚みを増すことになりました。

バリバリの日本のトーナメントフィネスロッドです。

デビューをお楽しみに。