「ルアー」 のアーカイブ

2010.08.09(月)
カテゴリー:バス釣り, ルアー

コバ優勝 !!

昨日のJB旭川戦でコバこと小林知寛が優勝 !!

 

上流エリアで3本4952gのビッグウエイト。


コバやりました。ビッグウェイトです。


ウェインの3本リミットの内訳は

ヘラクレス・ブラックレギウスをヴェインネコのドリフトで使い2本、

ヘラクレス・レッドマイスターをテキサススイミングで使い1本。


ブラックレギウスはデビュー早々ウイニングロッドに !!

激流に負けないパワーを証明。


コバ、優勝おめでとう !!


コバは昨日の今日なのに、帰国したモリゾーの取材の

カメラ艇として出撃。タフなヤツです。

今日も暑いです。

モリゾーもコバも暑さに負けずに頑張れ。


ところで昨日アップしたサトシンのデカバスは68cmもありました。

5キロ秤を振り切って重量は計測不能!


68cmだぞー!

ドデカバスを仕留めたルアーはこれ。


コンバットバイブレーションウィザー !!

カラーはキンクロです。


琵琶湖に行く時は忘れずに !

 

 

コメント・トラックバックは受け付けておりません
2010.08.07(土)
カテゴリー:バス釣り, ルアー

キッカーフロッグの秘密!?

結構、厳しいかも?と思っていた

バスワールド誌のフロッグ限定取材が大成功に終わったのには訳がある。


それは、キッカーフロッグの性能がすこぶる良いからです。

それを今回の取材で再認識しました。


手前ミソですが、ホントにいいルアーが出来たと思います。


ホントです。

 


いいルアーが出来ました。おかっぱりのテストにて。


僕のルアー開発のスタンスは大まかに二つあり

一つは、自分のワガママから生まれるもの。

代表はティンバーフラッシュと言えば分かりやすいかな?

もう一つは、そのカテゴリーが苦手、釣ったことが無いという人にも

より身近なルアーとして使いやすいモノを作ろうという

コンセプトから生み出すもの。

代表作は、SR-ミニやCCラウンドなどがあげられます。

初めて釣ったスピナーベイト、ジグという方も多いのでは?


この新作のキッカーフロッグは後者です。

誰もが気軽に使え、出て乗るフロッグを目指しました。


僕個人的には、「フロッグはそれを丸飲みするデカイ奴だけ

釣れればイイ。」と勝手に思っていましたが、

世の中には、そうでない方が大多数のようです。

出たバスは、全部獲りたいのです。

キッカーフロッグはその思いを具現化すべく生まれました。

最近、考えが変わってきました。

出たバスが例え小さくても、獲れれば嬉しいものです。

どっちやねん!でも、フロッグに出るバスは偉いのです。


今回取材のMVP。

アカメアマガエル。妖しく光るグローカラーです。

ブレードチューンをしました。


ルアマガで一刀両断というQ&Aコーナーをもう10年以上

連載していますが、フロッグの質問は10年前と

同じ内容がずっと寄せられます。

「フロッグで出るのですが、乗せられません。」

という悩みです。


僕の答えを要約すると、アワセのタイミングのこと。

そして、ちゃんとしたフロッグ用のタックル、例えば

ピッチンフロッグのようなスティフでパワフルかつ粘り強いロッド、

伸びが無いPEラインを使って下さい。と回答するのですが

それでも、同じ質問は後を絶ちません。


皆さん、専用タックルの優位性は頭で理解しても

なかなか購入までの決心までは至らないようです。


それならばと、ジグロッドやフロロラインでも

ちゃんと動いて、フッキングが容易なフロッグを

作ろう!と一念発起して作ったのが

このキッカーフロッグなのです。

勿論、専用タックルを使うほうが

アドバンテージがあるに決まってますが

それでも、なんとか乗せてしまうのが

キッカーフロッグの強みです。


基本的にフロッグはバスの口に入らないと

フッキングさせられないのですが

コンパクトなキッカーフロッグは

30cmにも満たないバスでも

乗せることが可能です。


キッカーフロッグの断面図。

メインウェイトがボディーの外にあり、

コンパクトボディーなのに大量の空気室を持つ。

よって、充分な飛距離と浮力を確保した。


専用のフック&ウェイトシステム。

フロッグ用にしては細軸。その理由は?


ちなみにダーターフロッグとのフックの比較は・・・


その差、一目瞭然!

エキストラストロングのダブルフックに比べて

キッカーのシングルフックはこれだけ細い。

シングルフックは太軸のダブルに比べ圧倒的に

フッキングペネトレーション(貫通性能)に優れる。

つまり、弱い力でも掛けられるってことです。

しかも、フロッグの体高に合わせ、ゲイプ幅も充分取ってあるので

フロッグが噛まれてへしゃげやすいの分

よりイージーにフッキングさせやすい。

(ちなみに僕は太いフックの方が好きですが・・・)


今回の取材でもスカートだけを咥えたバイト以外は

7割がたフッキングに成功。

普通のカエルでは3打数1安打で上出来なことを

鑑みると、これは凄いことです。


また、旧吉野川はで釣った殆んどのバスが

パッドではなくただのオーバーハングシェードや

アシ際のいわゆるオープンウォーター。

カバーよりもむしろカレントがキーになった。


普通、フロッグがイイ状況では特にピッチングフロッグメソッドでは

カバーギリギリに落とせば、着水してすぐかポーズ時、

またはワンアクション目に出ることか多い。

しかし、この日は決してカエルに向いてない状況だった。

細かくクイックにドッグウォークさせて誘って、静かに吸い込む

そんなバイトが殆んどだった。

キッカーフロッグは誰にでも簡単にドッグウォークアクションが出せる。

また、そのアクションがオープンウォーターでも

バイトさせる魔力を持っている。


また、この日はパッドやカバー奥よりも

オープンエリアでバスを寄せる力を高めるため

ブレードをプラスした。

簡単チューンです。

こうすることで、ボディー、スカート、ブレードが

それぞれタイムラグがある異なった動きをしてくれるし、

ブレードは、回っていない時でも、ユラッとフラッシュする

だけでも効果があると僕は思っています。

ちなみにキッカーフロッグの場合

エバーグリーンオリジナルブレードのコロラド#2

ボールベアリングスイベル0番で装着するのが

バランスが良く、着けてもキチンとドッグウォークしてくれる。


今回のカラーローテーション。

上からビッグバイトチャート、サイトフラッシュ、アカメアマガエル。

フロッグは背中の色より腹のカラーが重要。


ちなみに腹側は・・・


ビッグバイトチャートはホワイトにオレンジストライプ。

ホワイトベリーはクリアーウォーターや明るい時に特に

有効です。オレンジが入ることで濁りにも対応する万能カラー。

朝、晴れて明るく感じたので使い、ストライクを得た。


サイトフラッシュはブラックベリーにシルバーラメ。

ブラックベリーはローライト時や濁りで目立つ色。

濁ったエリアで使いバスを出した。


アカメアマガエルは透明感のあるクリアーカラー。

ただしグローカラーなので、透明度が高くても

濁っていても効く。今回、ゴンザレスをサイトで

仕留めた今回のMVP。


あと。金ラメ、銀ラメも欠かせないカラー。

特にローライト、雨天時などにかなり効く。

ドルクスやクリスタルボーン、ブルーギルなどが

ラメカラーです。


背中はアングラーからの視認性を。

腹側はよりバイトを獲る為に。

 

そんなことを考えてカラーを決めています。


また腹側のデザインは複数のキールを入れることで

カバーに張り付きにくくするだけでなく

腹側を硬く、背中を柔らかくする効果を出し

フッキング率の向上に貢献しています。

一応、かなり考えて作っています。


こんなカラーもあります。


チュー太郎兄弟!?

文句無くカワイイ!でも釣れます。

上からワイルドラットとハツカネズミ。

起毛フィニッシュが施されておりよりカバーに張り付きにくい。


まだまだ書きたりませんが、

以上、キッカーフロッグの秘密コーナー?でした。



発売時期が大幅に遅れて本当に申し訳ないですが

フロッグは晩秋まで充分楽しめるルアーです。

シーズンはまだまだ続きます。

 

是非、試して下さい。


キッカーフロッグでこんなヤツを仕留めて下さい!!















コメント・トラックバックは受け付けておりません
2010.08.05(木)
カテゴリー:バス釣り, ルアー

今日はカエルの取材です。

今日はカエル縛りの取材です。


BASS World ダイドゥー君とも久し振りです。

タクティクス・ピッチンフロッグとキッカーフロッグ。

ラインはバスザイルPEフリップ&フロッグ65lb。


同じロッドを用意して、フロッグを素早くローテします。

デカイのが出たらいいな。


釣りすぎてボロボロになったフロッグ。

今回も、歯型で勲章を刻みたいです。


ところで、遅れに遅れて、皆さんに迷惑をかけていた

 

キッカーフロッグがようやく入荷しました。


そろそろ店頭にデリバリー開始なので

要チェックです。


暑いけど頑張ります。


コメント・トラックバックは受け付けておりません
2010.08.03(火)
カテゴリー:バス釣り, ルアー

プラグの背中。

新製品のコンバットクランク180の名前を書いた。

ルアーの背中にプリントされる名前である。


僕の手書きである。

お気に入りのボールペンでササッと書きます。

一発で決まる時もあれば、何度も書き直すこともあります。


本当はもう一つのプラグの名前も書きましたが

それはまだ秘密です。

デカイのが高率で来るルアーです。

いずれ発表したいと思います。


これが原版となり、製品のプラグの背中側にプリントされます。


これはコンバットクランク250。

こんな感じになります。


サイドステップです。

ジャークベイトと書きました。


コンバットクランクFSRです。

ルアーの写真を綺麗に撮るのは難しいですな。

写真はド素人です。


ワイルドハンチです。

モリゾーに書いてくれと頼まれました。


デザイン~プロト製作~テストに次ぐテスト~合格~

製品化という流れで、最後の作業が背中の名前入れです。

これを入れるとプラグに魂が入った気がします。


「入魂の儀式」です。


釣れるプラグの完成です。




コメント・トラックバックは受け付けておりません
2010.07.28(水)
カテゴリー:バス釣り, ルアー

関東でもウキウキ。

関東エリアでもサイドステップのジャーク&ライズ(通称ウキウキ)が

火を噴き出しました。


先日の総長沖田の利根川でのぶっちぎりでの優勝にも

大きく貢献。

ブレイクや縦ストで2ジャークして完全に水面に浮かせた

サイドステップをバスがひったくる非常にエキサイティングな釣り方です。


沖田の悪そうな黒デカバス。

ジャーク&ライズはバスを狂わせます。

トップウォータープラグには出なくても

横っ飛びジャークのダイブ直後のフラフラした浮上と

その時に発するサウンドがバスに水面を割らせます。


利根川では、去年からサル番長もサイドステップで

いいのをずっと釣っていました。

アフター以降に特に効果的です。


エビちゃんこと蛯原英夫もスーパー3デイズでの

サトシンとの同船が影響したのか ?

霞や小貝川でのカバージャーキングで

ウキウキし始めました。


ワームで出ないバスが出る !

エビちゃんもジャーク&ライズに開眼  !?

ロッドは勿論、EGアクション。


このカバージャーキングは、

僕がサイドステップを作る時、最も意識した釣り方でした。

ショートディスタンスでカバーに撃ちこむ

非常にゲーム性が高いメソッドです。

だから、強烈な浮力が必要でした。

同時に、ミスキャストで当てても壊れない

ヘビーデューティーさなどを開発時に意識しました。


おかげで、サトシンに「サイドステップはいつまでたっても壊れんで

イカンワー。」  (注)儲からないという意味です。

と言われる始末です。

多分、サイドステップは国産ジャークベイトでは

一番頑丈で、リーズナブルなルアーです。

だからこそ、ルアーに着いたフックマークや無数の

バスの歯型は勲章になるのです。

サイドステップは釣れる本当のジャークベイトです。


マッディーシャローカバーでも有効です。


琵琶湖以外でも使ってみて下さい。



話は変わりますが、

先日行われたJB旭川ダム戦でプロスタッフの

角刈り日本男児小山が優勝 !

3本、3307g。

下流域でのヘビダン。

フォースグランディスを使用。

おめでとう !


フォースグランディスにポートリー3インチのヘビダン。


小林知寛は最上流域で冠水ブッシュを

ヴェインネコをエアレギウスで撃ち

2本、2802gで4位入賞。

コバは、ぼちぼちです。


4位のコバと優勝の角刈り小山。


全体に強い濁りが入り、暑くタフな試合だったようです。


旭川ダム。僕もまた行きたいです。






コメント・トラックバックは受け付けておりません