合川釣行報告続き。
昨日は、打ち合わせ後、また打ち合わせ。
一昨日の合川釣行で「やっぱり欲しいな!」と
強く思ったルアーのアイディアが出て来たので
ルアー開発の打ち合わせをしました。
こうして自分が欲しいと思ったルアーが
カタチになっていくのは
ホントに幸せな仕事だと実感します。
その後は、別件でさざれへ行って食事兼打ち合わせ。
皆、初めてのさざれを楽しんくれて良かったです。
魂のお好み焼きですわ。美味なり!
それでは昨日に引き続き、合川ダムの続きです。
流れ込みの下流の水温、水質が劇的に変わる短いストレッチを
ボウワーム8インチの放置とウェイクマジックのトップで釣った後、
さすがに同じ場所を攻めすぎていたので
ルアーをローテしました。
C-4ジグ2.2gにC-4シュリンプ3.5インチをトレーラーにしました。
C-4ジグ。こんなん来ました。
ソリッドセンサー61ULST&オーパス1ネロ。
マジックハードR4ポンドですが
3ポンドの方が多分良かったです。
障害物がほぼないのと細手のラインは1ポンド違いで
大きくバイト誘発能力が異なるからです。
ロングキャスト、糸の存在感を消すことが
クリアーウォーターのサイトフィッシングではことの他重要な要素。
ポストスポーナーのガイナーな奴でした。
さすがにスレて来たので、ちょっと工夫をしました。
超シャローを狙っているのでディスタンス(間合い)が必要と考え、
トレーラーは2.8インチではなく3.5インチにしました。
よりロングキャストしたかったのと、
ジグをショートジャークで浮かせることなくボトムを瞬間移動させたかったので
C-4シュリンプに1/32ozのNSトーナメントのネイルシンカーを入れました。
このバスは、念には念を入れて、
ロングキャストしてから、さらにラインを送って
ボートを離していってルアーとの距離を取りました。
ラインもボトムに這わせてラインの存在を消し、
ロングポーズの放置で「コン!」と来ました。
会心のストライクでした。
その後は、水位が徐々に上昇し、
マッドライン上の超クリアーな上流も水温が上がったせいか、
上がり出したバスが増えて行きました。
ただ、バスからも僕が丸見えなので
かなり上流で気付かれて逃げて行きます。
いる場所も浅い砂地の、つるつるのオープンだからです。
ここではボウワーム8インチの1/16ozネコリグと先程のC-4ジグをローテしました。
何度も喰わせそこなったり、ミスフッキングしました。
スモラバが好きな個体とロングストレートのボウワームが好きな個体がいました。
どちらもキモありますが、
瞬間的なショートジャークと高速リーリングのエスケープアクションに
強い反応を示しました。
完全に丸見えのサイトと「この辺にいるだろう。」というハーフサイトでした。
「岸を向いて泳いでる奴おらんかなー。」
と言っているとおりました。
そのバスの進行方向のかなり先に8インチボウワームを
岸に落としてから、静かに着水させると
真っ黒なゴンザレス君がゆっくり近づいて
「パクッ!」とワームを吸い込み
もぐもぐしながら走り出しました。
充分に口に入ったのを確認して合わせました。
会心のストライク!
激引きで面白かったけど
これもジャンプさせてファイトシーン撮影してもらっていたら
バレました。アホですわ。
サイトだと、見えている分、それでも合わせが早すぎたのかもしれません。
その後は、先のバスがたまる短い岬の裏へ。
C-4ジグかなり放置の後、回収するぐらいの
ファストリトリーブで追い食い。
エスケープアクションが効きました。
これもデカイですー。
美しい魚体のC-4フィッシュ。バスもバイトも見えてません。
でも、いることが分かっているのでロングポーズ出来たり
バイトのきっかけを仕掛けたり出来ます。
次は何度もミスしたジンクリアの上流へ。
バスはまたボートに気付いて逃げて行きましたが
その進行方向のかなり先にC-4をロングキャストで落としました。
かなりロングポーズ取ってからゴリのような底を切らないジャーク。
その後、また超ハイスピードでエスケープアクション。
ジグを止めると見えなかったバスが
猛スピードでダッシュしてジグに近づき
ボトムに置いたジグを吸い込んでくれました。
かなり暴れています。
オーパス1ネロのドラッグが美しい声で歌っていました。
ポストスポーナーでガリクソンですがゴンザレスでした。
クリアーウォーターの難敵仕留めました。
今回の釣行は同じ場所攻めるのに
ルアーローテしたり、同じルアー使うのでも
全く違うルアーにするため、アクションを極端に変化させたり
まあまあ、工夫をしました。
同じスモラバでも1本1本、誘い方を変えました。
後半のスモラバ使いは、なんだか福島健風の流派になりました。
でも、見えているバスをプレゼンテーションのやり方や
ラインさばき、ルアーの動きの変化で誘うのは
たまらなくテクニカルで面白かったです。
このブログが皆さんの釣りの参考になれば幸いです。
その後は朝にフロッグで釣ったゴミ溜りを目指して大移動。
でも、水位上昇と共に凹みにあったゴミ溜りは消滅。
この川筋も朝よりバスが上がって来ていましたが
先程の川筋に比べると
全然、大した数はおらず一回8インチボウワームをつついただけで
タイムアウトになりました。
ダムは来るたびに水位が変化して
バスのポジションが激変します。
1週前のThe Hitのロケ時にはほとんどいなかった
バックウォーターにバスは水位、水温上昇で上がって来ていました。
今は、ポストスポーナー多く、痩せた個体が多いのは仕方ないですが
これから、水温上昇に加え、水位上昇または安定などになると
凄く面白いゲームが楽しめると思います。
今回はかなりテクニカルでしたが
季節が進めばティンバーフラッシュなどの豪快なビッグベイトゲームや
トップでのエキサイティングな釣りが楽しめそうです。
僕もまた、合川ダムに行きたいです。
今回お世話になった山遊館さん、
さざれの大将どうもありがとうございました。
僕は、今日こそは海外に送るタックル準備します。