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2023.11.01(水)
カテゴリー:バス釣り

バサーオールスタークラシック2023を振り返って。

「今回で最後になるかも。」

という思いで

参加させていただいたバサーオールスタークラシック。

 

結果は8位。

悔しくて来年もやはり出場したくなった。

齢は重ねても

その思いがある限り、まだやれると思った。

やはりトーナメントはいいなぁ。

日本最高峰の舞台。

バサーオールスタークラシックはいいなぁ。

 

今回は前週にWBSジャパンオープンの試合があった。

僕のスポンサーであるSDGマリン冠大会。

以前、優勝していることもあり、

出場のオファーがあり、

恩返しの意味もあり出場したかったが、

フィジカルコンディションのことを考慮して

出場をキャンセル。

2週連続の試合はきついかなと苦渋の決断。

月日はあっという間に流れる。

自分も気が付けばゴンザレスどころかロクマルになっていた。

 

このオールスタークラシックに出来るだけ

現状でのベストコンディションで

出場することを優先させていただいた。

非常に申し訳ないが

我儘を通させてもらったという形かな。

 

Basser All Star Classic 2013.ステージへ。

 

今回のオールスターの当初の試合戦略は

「練習を控えること。」

出来るだけ体力をセーブしたかった。

 

ここのところ1日のロケでも体は悲鳴をあげていたからだ。

特に背中には凄く重さを感じ、

ロケでも釣りの動作を中断してしまうことが

しばしばだったからだ。

肘も結構ヤバい。

たった1日のロケでも時間を追うごとに

パフォーマンス低下を自覚していた。

試合に出るに当たって

練習で体が壊れることを避けたかった。

ただロケではデカいのを引くことが多かった。

(*写真はEG公式YouTubeスーパーエクストリーム1.ロケ時の魚。)

 

普段のロケでデカいの釣っているのは

下見などせず、ぶっつけ本番で状況に対応する。

いわば「感じるままの釣り」。

風、流れ、光量の変化。

それとなにか匂うなというかすかな気配を感じたかった。

フィーリングで動く釣りをしたかった。

なまじタフな霞水系で練習して釣ってしまうと

その場所やルアーにこだわってしまうのが

むしろダメだと感じていた。

いわゆる思い出巡りになることを避けたかった。

 

体力温存。そして閃きを重視した試合を求めた。

 

というわけで霞入りしても

ボート、エンジン、エレキや魚探等の動作確認はしても

釣りの動作はしなくようにしようというのが

試合前のプランだった。

 

ただEGの仲間が世話を焼いてくれた。

LINEや電話などで現地入りする前に連絡をくれ、

この日は誰が行きます。

というローテを組んでくれていた。

感謝の気持ちでいっぱいです。

 

サポートしてくれたのは

飯田秀明。増田哲。蛯原英夫。

「来てもらってもプラには出ないよ。」と言っても

「とりあえず行きます。」と言ってくれた飯田君。

「釣りしないでもちょこっと見ておいた方が良いですよ。」と

「前で釣りしてもらって座っていたらいいじゃないですか。」と

言うのはエビちゃん。

そこまで言ってくれるなら

プラにちょこっと出ようかなという気になって来た。

 

現地入りは10月22日の日曜日夕刻。

 

明けて23日にとりあえず持ってきた

膨大なタックルをABCマリーナの艇庫にて整理。

ライン巻き替えや

ストレージに入れるタックルボックスなどを整理。

昼前にボート動作確認のため出船。

 

出てすぐにライブスコープに不具合があり

SDGマリン横利根ベースにピットイン。

原因は単純なものですぐに解決。

再度出船。

今度はエレキがすぐにフリーズ。

再びSDGマリンに戻る。

エレキの問題も解決して、

ついでに1年間動かしてなかったことが気になり

バッテリーの状態を全てチェックし直してもらう。

バッテリーはビンビン。

すぐに万全の体制で対応してもらえる

メカニックが現場にいてくれることは

本当にありがたい。

 

その日はまた出船して、

エンジン、エレキ、魚探等の動作確認。

プロトのルアーテストをちょこっとしたら

すぐに暗くなり、ABCマリーナへ戻る。

 

トーナメントウィーク火曜日。10月24日。

エビちゃん指令を受け、増田哲がマリーナへ。

飯田秀明は連絡通り来てくれていた。

「出ようか。」と7時過ぎに出船。

 

釣りの動作は控えようと思っていたが

ファーストスポットに到着すると

やっぱり投げたくなった。

 

プラでのファーストフィッシュは

釣りの動作を始めてすぐに来た。

 

いきなりキロフィッシュ。

キッカーバグファットベイビー17.5g

テキサスリグパンチング。

ロッドはオライオンブラックローズ71H。

ラインはマジックハードR20ポンド。

関西のリザーバーのフローカバーやヘビーカバーを

上から撃ち抜くのに常用している

いつも通りのヘビータックル。

 

前年のオールスターは

ほぼ利根川しか釣りしていないため

霞、北浦などは触っていない。

2年ぶりの霞ケ浦水系。

ヒシ、ハス、アサザなどのフローティング系ベジテーションは

ここ数年ほぼ全滅状態となったこの水系であるが

かわりにミズヒマワリが大増殖していた。

それを効率良く撃ち抜くための

ヘビーテキサスリグとヘビータックルがいきなり機能した。

 

釣りの動作をセーブしようとしたいたが

いきなり魚が釣れてしまったことで

ついついキャストしてしまう。

アカンやん。

 

しかし、その後は3人がかりで撃ちまくっても

哲と僕にワンバイトのみで何もなく

初日プラは終了。

今回はいつもにも増して

ホンマにきっついなー。

 

僕が「釣れないなー。」とぼやいても

付き合ってくれた2人そろって言うのは

「普通です。」という言葉。

今はこれが普通なのかと思えて来る。

忍耐力が必要と自分に思い込ませた方が良さそう。

この思いは日が進むにつれ強くなった。

メンタル強くなったなぁ。

 

それとなにより、プラに出てみて

以前は入れた場所が浅くなりすぎて

入れない、座礁する箇所が増えたことが

確認出来たことが凄く良かった。

 

当初の作戦通りノープラなら、

この日サンドバーに乗り上げ

脱出困難状態になったようなことが

本番でも起こっていたと思う。

 

2年ぶりの霞、北浦水系では

石積みインサイドに入れるルート確認は凄く重要だった。

 

トーナメントウィーク水曜日。10月25日。

プラ2日目も飯田君がサポートしてくれた。

この日は2バイト。

飯田君は前日に引き続きノーバイト。

んー。

 

でも僕に来た魚は、

通りがかりに「ここ良さそう!」と

閃いて入ったカバーのシェードで来た。

今まで入ったこともない場所。

 

これもキロオーバー。閃きで釣った魚。

試合でもメインになったマイブームのルアー&タックル。

カバークリーパー5.8g&アントライオン3.3インチ。

ロッドはオライオンライトニングストライク67ML+。

ラインはマジックハードR14ポンド。

 

護岸からカバーへの切り替えし場所。

風が吹き出したタイミング。

いつもロケでやっている

感じたままの釣り。

これはイイ感じかな。

 

プラ2日目もこの魚で終了。

北浦、外浪逆浦、常陸利根川、霞本湖とチェック。

主にシャローに入れるルートをチェック。

 

トーナメントウィーク木曜日10月26日。

プラ3日目。

次の日はオフリミットのため

プラ最終日となった。

この日は霞の剛腕蛯原英夫が来てくれた。

 

エビちゃん登場。

この日は霞本湖を回る。

朝は僕がカバークリーパー&アントライオンで

ノンキーパーを釣る。

その後僕がバイトミス。

すかさず入れたエビちゃんに来るも乗らず。

 

シャローへ入れるルートをチェック。

霞は石積みの間にはボックイなどがあり

隙間を縫って入ることが多いので

風が吹きつけるとボートを傷つけたりするので

かなり気を使う。

 

インサイドのブッシュを主に釣ってみる。

しんどくなって来たら

エビちゃんが前でエレキ踏んで

ずっと釣りしてくれるので

僕はバックシートで座って休憩。

休憩が日を追うごとに多くなる。

休みつつの釣り。

 

休んだら釣り再開。

すると突然来た!

 

デカいですー!

これこそ本番でほしい魚。

カバークリーパー5.8g&アントライオン3.3インチ。

ジグをくわえて走るいいバイト。

ロッドはライトニングストライク。

本番でもこれがメインタックルになった。

というかこれで釣るのに向いたストレッチやカバーを

釣ることとなった。

 

後で振り返ると

この日でほぼ戦略は決まった。

 

プラでは1日1本。

3日で3本。

でも来たらキロオーバー。

3本で4kgペース。

これが1日で釣れたら最高。

 

体力温存作戦で練習を控え、

疲労によるパフォーマンス低下を防ごうと

思っていたが、

仲間の熱い気持ちに応えて練習に出てしまった。

後で思うともうちょっとキャスト動作を

セーブしていたら良かったかな。

飯田君、哲、エビちゃん、

サポートホントにありがとう!

 

プラに出て良かったこと。

バイトは果てしなく遠いけど

それが当たり前と思える忍耐を覚えたこと。

地形が浅くなってしまった場所を覚えたこと。

シャローに入れるルートをチェック出来たこと。

知っているブッシュが成長しすぎて

良くなったブッシュ、

逆に成長しすぎて入れれないブッシュを認識出来たこと。

カバークリーパーは霞水系で実績ある3.5gより

(今の自分の状態で)

キャスト決まりやすく、カバーに落ちやすい

5.8gの方が効率良攻めでいい魚が釣れると思い込めたこと。

などなど。

 

逆にアカンかったこと。

釣りの動作をしてしまったことで

疲労が蓄積され本番、特に後半での

キャスト精度、パフォーマンスが落ちてしまったこと。

はっきり言って、押しが効かず下手になりすぎた。

それと固定観念が生まれ始めた。

プラで釣れた場所にこだわってしまいやすくなったこと。

などなど。

ただ霞水系では「ここは絶対にいる。」と

思い込まないと釣れないこともある。

 

トーナメントウィーク前日金曜日10月27日。

睡眠不足を補うためゆっくり眠りたいところだが

あまり寝すぎると、夜眠れなくなるので

早起きする。

 

ABCマリーナに行き、艇庫でライン巻き替え。

試合で使うだろうというルアーやシンカーなどを

すぐに出せるよう、あらかじめ用意した来た

小型魂BOXに入れ替える。

 

ブース出展のために前入りした

EG社員が来てくれてクルマを洗車に持っていってもらう。

その間、Basserライターより試合前の電話インタビューなど。

なんやかんやで午後3時ごろには準備完了。

宿に戻って風呂に浸かって体を暖める。

早めに晩飯に出て6時過ぎに宿へ戻り

地図やメモした場所をチェック。

8時には寝ようとするが眠れない。

試合当日は夜中13時半起床に目覚ましセット。

 

ようやく、うとうとしだした時に

電話が鳴る。

これでまた起きてしまい

ほとんど寝れないまま試合当日を迎える。

 

3時10分。ABCマリーナ艇庫着。

運転とランチングサポートの飯田君合流。

3時20分出発。

4時大山の会場。霞ケ浦トーナメントプレイス到着。

4時30分。選手ミーティング。点呼。遅刻厳禁。でも早すぎるって。

スタート順抽選。懐かしい顔が並ぶ。

でも真っ暗すぎ。

プレスアングラーと顔合わせ。

 

広島から新幹線&レンタカーで来た早川クン。

2日間いい感じで同船してくれた。

ありがとう。ご苦労様。

 

その後、順番にインタビューして

早くから来てくれたファンの声援受けて

パワーもらって

花道通って再びスロープへ。

 

やがて美しい夜明け。

 

順にボート降ろして

朝日に向かってスタート。

僕の最初のエリアは北浦。

石積みインサイドのミズヒマワリを撃つ。

プラでキロフィッシュ釣ったと同じ

キッカーバグファットベイビー17.5gテキサスから入る。

普通にノーバイト。

ゴロゴロと雷鳴が響き、

稲妻が黒雲の中で頻繁に光る。

不安な空。

 

逃げるように移動。

プラで閃いた場所へ。

カバーを撃ち始める。

 

カメラ艇が近づいた。

そういえば去年のオールスターも

「津留崎さん来てくれた時にデカいの釣れたなぁ!」

と思い出し、口に出してた。

しばらく丁寧に撃つが、全然普通に釣れないので

カメラ艇が去って行った。

 

その直後、錆びた鉄杭越しに違和感を感じた。

アワセると明らかな魚の感触。

ただその直後、ロックしたように動かなくなった。

「ああ、巻かれてる。」と思ったが

ロッドで耐えているとすぐに出て来た。

 

普段はバラムで釣った時以外は滅多に使わない

ランディングネットを手にする。

ラインがこすれている。

ネットランディングが下手やったわ。

でも、無事ランディングに成功。

 

普段のゴンザレスより遥かに嬉しい魚。810g。

気持ちがホットになった。

カバークリーパー5.8g&アントライオン3.3インチ。

カバクリもアントもカラーはグリパン。

ロッドはオライオンライトニングストライク。

 

少し前に結び変えたばかりの

マジックハードR14ポンドは

鉄杭でこすれてガビガビだったが

耐えてくれた。

 

しかし、これが初日最初で最後の魚となってしまった。

おったなぁ1回。あと2回ほしかった。

 

この後常陸利根川へ移動すると

恐ろしいほど冷たく強い風を感じた。

真っ黒な雷雲が近づいて来た。

 

逃げる。

 

逃げた方向にも雷雲。

その直下を祈るように通過。

 

やっと抜けた。

 

北利根川を抜けようとした時、デカいうねりを感じた。

霞本湖は大荒れ。

目指す東浦はどす黒く低い雷雲。

引き返す。

仕方なく北利根川を撃つ。

釣れる感じがしない。

もう一度霞本湖へ。

行きたい東浦、西浦共に低くどす黒い雷雲が垂れ込める。

アカン!危ない。怖すぎるって。

 

予定にはなかったウエイン会場近くの

風裏となる古渡を目指す。

大荒れの中、チャージャー210でドカドカ、ズンズン進む。

 

古渡エリアのカバーを撃ちまくり

何もなく初日終了。

雷が大幅にプランを狂わせた。

でも、それは皆、同じ条件。

 

初日8位。1本810g

トップウエイトは伊藤巧選手。

3本リミット3870g。

大差があるが何があるか分からないのがトーナメント。

事実、初日のトップ4は2日目は全員ノーフィッシュで

ひっくり返せるチャンスはあった。

 

初日のステージ終えて、

途中給油(ハイオク80リットル)。

ABCマリーナ艇庫へ戻る。

初日終了時点で疲れまくり。

 

この日は晩飯食べ終えるのが遅く、

ゆっくり風呂に浸かって9時半ころ就寝。

翌日13時50分起床。

前日に比べて良く眠れた気がした。

4時10分頃、会場到着。

この日は前日に比べかなり寒い。

 

スタート前の朝日輝く大山スロープ。

隣は今江克隆。その隣は清水盛三という並び。

昔にタイムスリップしたかのような偶然。

遠くではサンダー&ライトニング。

 

静かな湖面。2日目は6時スタート。

 

この日は霞ケ浦本湖勝負。

延々と我慢の時間。

信じたカバークリーパーを撃ち続ける。

東浦を出て東岸へ。

ブッシュをランガン。

風が当たる石積みの裏のブッシュへ。

本命のブッシュに入る前に来た!

 

カバークリーパー5.8g&アントライオン3.3インチ。1100g。

信じたコンパクトカバージグ。

これで釣れそうな場所を次々と狙った。

あと2本!

この後も狙いのブッシュをランガン。

 

ただ、どんどんキャストが決まらなくなって来た。

今までの代償。

電池が切れたかな。

いや精神力でカバーしたる。

自分の下手さを口に出しそうになるが

感情を抑えて、淡々と撃ち続ける。

 

もう時間がない。

会場近く。古渡エリアへ移動。

昔釣ったブッシュ。

10分だけでも釣りが出来たらいい。

最後まで絶対に諦めない。

 

最後のキーパーがジグ喰ったのは

終了7分前だった。

430g。

こんなに小さな魚が嬉しい。

試合って凄いな!

 

最終順位は8位。

会場には前日より遥かに多い大観衆。

朝のハイタッチで力もらいました。

皆さん、釣りをバスフィッシングを愛してください。

未来にバスフィッシングを繋いでください!

そして熱い声援ありがとうございました。

またこの場所に戻って来たいと思いました。

 

優勝は伊藤巧選手。

本当におめでとうございます。

 

EGプロ順位は

今江克隆4位入賞。おめでとう。

菊元俊文8位。

沖田護10位。

清水盛三21位タイ。

となりました。

エバーグリーンを応援していただいた皆様ありがとう!

 

ファンの皆様。

スポンサー各位。

主催のバサー誌。つり人社様。

絶大なる運営サポートのBMCの皆様。

素晴らしい会場を提供いただいた

霞ケ浦トーナメントプレイスの皆様。

地元美浦村の皆様。

そしてちょっと弱っていた僕をサポートしてくれた

EGの素晴らしき仲間たち。

ABCマリーナの伊藤さん、森さん。

日本最高峰の選手の皆さん。

本当にありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2023.07.19(水)
カテゴリー:バス釣り

灼熱の紀ノ川。

ちょっと前に

3年ぶりに紀ノ川行ったばかりですが

またまた紀ノ川へ。

3連休最終日7月17日です。

 

今回は紀ノ川のスーパーロコ福島直城艇に

ボート乗せてもらうことに。

理由は大水で地形が変わって浅すぎになった

紀ノ川の航路を教えてもらうこと。

それと、いつもメチャクチャ釣る福島直城の釣りを見て

まだ学べることがあるかなと。

さらにBIGBITE号駐艇しているフリークさんが

紀ノ川行くのと逆方向で

特に帰りがメチャ渋滞して混むので

近いはずの紀ノ川が遠くなってしまうので

楽させてもらおうと思ったからです。

 

クラクラするような灼熱の紀ノ川でしたが

結果的には良い釣りが出来ました。

 

ジャスティーン115に凄まじいストライク!

この魚出るまでが大変でした。

 

朝、7時過ぎに現地で福島直城と合流。

クルマ降りた瞬間から

「暑ッつー!」と思わず言ってしまう。

晴天無風。ドピーカン。

暑く心熱い一日の始まり。

 

出船して上流にバウを向ける。

浅すぎの紀ノ川ではプレーン走行できるのは一瞬。

 

おかっぱりしてる人や先行のボートを眺めつつ、

エレキで浅瀬をかわしながら上流へ。

 

僕はちょっと腰が痛いなってこともあり

「前で釣りして下さい。」と

言ってくれた福島に

「後ろでええよ。」と返す。

エレキ踏まずに楽にバックシートで

釣りしようとしたのが甘かった。

 

先制パンチ。福島の1本目。

 

ウェイクマジックで1本目。

カラーは僕も大好きサイトフラッシュ。

ロッドはデジェル。

日が上がり切ってもトップウォーター。

 

この魚の前だったか後だったか、

僕にもデカいの来てました。

 

ドンズバでキャスト決まったと

ウェイクマジック引いていると

水面爆発!

「デカっ!」と思っていると

ジャンプ1発で余裕のゴンザレスがバレる。

1本目からデカいのバラしてしまう。

「んー。」

 

さらに上流へ。

「ボイルやっ!」と福島がすかさず

ボイルシューティング。

絵にかいたようにデカバスが水面を割る!

 

ジャスティーン115で56cm!

カラーはフラッシュワカサギ。

ロッドはオライオンライトニングストライク。

 

いきなりの紀ノ川クオリティ!

3年ぶりの同船なので2ショット撮る。

ボイルは一瞬で終わるので

この時、すかさずキャスト出来て届く

ジャスティーン115結んだ竿を握っていることが

何より大事。

 

さらに上流へ。

「ボイルやっ!」と

すかさずジャスティーン115を放つ福島直城。

またまた水面炸裂!スーパーバイト!

 

ボイルシューティングで53cm!

ジャスティーン115炸裂!

途中でカバクリやフィネスキャストしていても

ボイルした時には

ジャスティーン115結んだ竿を持っていて

すかさず正確に狙い撃ち出来るのが何気に凄いなと。

僕は後ろで全部見てました。

 

僕は何も釣れません。

時折カバーやヨレにデカいの見えるも

反応するけど寸止めの連続。

 

ラストエース80Fのゴーダンでブラインドで

テンション掛けて流して

まあまあサイズ来るもまたまたバラし。

朝一のミスから僕のリズム悪すぎでしたね。

 

容赦なく釣る福島。

ラストエース80Fホバストで40アップ。

バスエネミー2.9インチネイルリグで

またまた40アップ!

写真撮ろうとするが

スマホが高温すぎて写真撮れず。

スマホをクーラーボックスで冷やす。

 

この時点で福島5本。僕0本。

 

ボコボコにされてます。

 

「んー。」

 

このままでは丸坊主食らいそうなので

前後交代。

 

見てくれ!この雲一つない青空。

魚はタフ化。ドピーカンカンベタ凪灼熱。

エレキ踏み出して、

やっと「来た!」

ところがラストエース80Fゴーダンに来たのは

デカニゴイ。

オライオンプロトスピニングが良い曲がりしてました。

ちなみにクランキング特化プロトや

スピニングプロトなども福島に使ってもらってました。

「早く使いたい!」と言ってましたな。

とんでもなく良い竿です。

 

その後、あまりに同じ場所叩きすぎたので

下流に下って日が高いので

泣きのカバー、シェード撃ちで小さいのが来る。

とりあえず僕の1本目だが、

先程まで見たバスがデカすぎなので

このバスは写真撮らず。

 

またまた上に上がりラストエース80Fを

ウエイト足して1.5gにしたゴーダンリグで攻める。

見えるバスもいるが明らかにトーンダウン。

 

でもやっと来た。

 

ラストエース80Fゴーダン。

泣きの2本目。

ロッドはオライオンプロトスピン。

ラインはP.E.0.6号にリーダーがマジックハードR6ポンド。

 

「んー。」

 

でも釣りが渋すぎ。

福島の帰る時間が迫ってきたので

下流へ下る。

「このストレッチ流したら終わりやな。」と

地形変化へ入る。

 

浅場のフィーディングしそうな場所へ

ジャスティーン115を放つ。

連続で早いドッグウォークに

黒い影が6~7本以上

背びれ出して猛ダッシュ!

 

取り合って喰う強烈なストライク!

 

ここ最近、なかなか見ない物凄いシーン。

 

「これを待ってた!」

 

抱え込みランディング。

 

ジャスティーン115本気喰い!

 

やっと求めてた釣りで求めていたバスが来た!

ジャスティーン115!

ロッドはオライオンライトニングストライク。

ラインはナイロンのフレックスハードHD14ポンド。

 

ジャスティーン115ブラックボーン。

この日のMVP。

よく見るとフロントフック伸びてます。

 

この後はテンポ早くジャスティーン115、

シャローホグカバークランキング。

そしてカバクリアント撃ちなど。

 

何もなく、

「このブッシュ撃ったら終わるわ。」と告げ

最後の1投。

上流側に撃ち込みジグをカバーの下に流し込んでいると

ラインが走る。

 

ラスト1投で来た魚。

カバークリーパー5.8g&アントライオン3.3インチ。

ロッドはライトニングストライク。

ラインはマジックハードR14ポンド。

終わり良ければ全て良し。かな。

 

人の釣りをバックシートで観るのは

久々で新鮮でした。

それにしても釣りすぎやろと思うほど

デカいの釣る福島直城の釣る理由が

分かったような気がしました。

川を知っているのは当たり前ですが

それだけでない魚を呼ぶ力があるアングラーでした。

ナウシカ系!?かも。

 

僕は楽に後ろでゆるりと釣りしようと思ってたけど、

あまりに煽られるので、途中でエレキ交代してしまった。

何とか最後はまとめたけれど

紀ノ川のポテンシャルはこんなものではないなと実感。

 

最終的には2人で9本。

 

3連休最終日は暑い暑い一日だったけれど

最後にハートも熱く燃やすことが出来て良かった。

 

それと水分充分に摂って

途中、足を水に浸けてクールダウンしたりで

熱中症にならなかったのが何よりでした。

 

帰りは渋滞に巻き込まれたけど

いい休日を過ごせました。

福島ありがとう!

楽しかったわ。

 

また行きたいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2023.07.15(土)
カテゴリー:バス釣り

3年ぶりの紀ノ川釣行。

昨日は紀ノ川へ。

長いこと行ってなかったと思ったら3年ぶりでした。

自宅から紀ノ川行くのは1時間ちょっとですが

ボートを預けている場所は紀ノ川とは逆方向で

おまけに平日は渋滞すること多いので

集合時間は遅いけど早くに自宅出発。

 

早く行き過ぎて集合の紀ノ川SAには

集合時間より1時間も早く6時半に到着。

今回カメラマン兼EG動画編集担当のオールドルーキー

旧名ゆってぃボンバーはまだ来ていない。

 

クルマから降りるとすでに蒸し暑い。

時間あるので魚探取り付けなど。

合流して紀ノ川へ。

 

現場到着してタックル積んでボート降ろして

出たのは8時ころだったかな。

曇っていたけど湿度がメチャ高く

釣りする前から汗かきました。

 

本流に出てから一旦エンジンを止めて漂う。

流れの具合を確かめる行為。

ボートはほとんど流れて行かなかったので

まだカレント出てないと判断。

朝の水温は26℃後半。

思ったより低かったけど

最終的には28℃後半まで上昇しました。

水はいつもより濁っていた。

 

朝一は大水で地形変わって出来た中洲から。

先発ルアーはクラッチヒッター。

竿はオライオンプロトのクランキングロッド。

2投目で出るが、多分小さく乗らず。

その後はちょっと開拓とばかりに

今までやってなかった中洲周辺を攻めるが

チェイス1回のみでどんどん暑くなって来た。

 

今回はトップや、ジャックハンマー、

Dゾーン、シャロークランクなどでハメたかったので

朝からあまり撃ちものでのフォローは入れないようにしていた。

 

でも、

 

「全然出ん!」と思っていたら、

 

突然出た!

ウェイクマジックのテレテレ巻き。

ロッドはオライオンライトニングストライク。

ラインはフレックスハードHD14ポンド。

ウェイクマジックのカラーはベイビーギルN。

 

日が上がって、日陰ではなく

日向の斜め杭を通したら

モワッと出た。

長いけどスキニーな個体。

「カレントが出だしたな。」

「ベイトフィッシュの群れが見えたな。」

という気づきの直後。

特にカレント発生は重要なタイミング。

 

その後は徐々に上流へ。

 

風景、地形がかなり変わっていた。

エレキを底に当ててしまうほど

浅くなった場所をかわしながら、

また木々やブッシュが無くなってしまった

ストレッチを通り過ぎて

「カレント効いてるな!」と

感じるストレッチへ。

 

紀ノ川の景色。

 

上流はまあまあ濁り強かった。

この日は見えバスが極端に少なく

ボイルも数度しか見なかった。

 

上流ではプロトのクランキングロッドのルアーを

カバー奥や隙間に入れやすく

強波動の強い動きが出せるシャローホグへチェンジ。

 

シャローホグ。大好きなグリパンギルカラー。

シャローホグは何といっても

メチャクチャ投げやすいところが

物凄く気に入ってるフルサイズのスクエアビル。

 

キャストがバチバチの連続でリズムが出て来た。

 

空は曇り出して、風が強く吹き出した。

少しは涼しく感じる。

 

この感じ!

 

突然黒い影が出てきて反転した!

 

喰うのが見えた!シャローホグ。グリパンギル。

真っ黒くろすけのシャローのバス。

ロッドはオライオンプロト。クランキングロッド。

ラインはマジックハードR14ポンドとちと細め。

 

カバーにいるバスに撃って

バスにルアーを近づけるのではなく

バスに追わせて、あるいは浮き上がらせて喰わせる

シャロークランキングやトップの釣りは

この日の川のコンディションでは

時合い。言いかえれはタイミングを捉え、

的確なボートポジション、間合い、キャスト精度等の

プレゼンテーションがバチバチに合致しないと

難しいと思っていたので

カレント、曇天、強風の

明かな変化のタイミングで

狙い通りいいのが釣れたので

この日の「僕のバスフィッシング」は

自分の中ではほぼ完結していたかも。

 

でも動画ではもう少し取れ高欲しいので

浅くなってしまった最上流目指す。

 

浅すぎでカメになる。座礁ですな。

2人でボート降りて人力でなんとか脱出。

もとから浅い上流部がさらに浅くなり

最上流アタックは断念。

 

仕方なく下り、シャローホグで釣れたストレッチに戻る。

 

カレントが弱まった。

 

プライムタイムは終わったと判断。

朝からやってたらもっと数釣れたと言ってた

カバークリーパーに釣りをシフト。

シャローホグを沿わせて引いてチェイス確認した

レイダウン(倒木)にカバークリーパー放つ。

一撃でバイト!

このバス釣ったかバレたか失念しました。ゴメン!

 

でも、一定の法則(パターン)を完全に把握。

「ここ釣れるで!」と予告ヒットなどなど。

EGの動画担当ニューフェイス

前職名ゆってぃボンバーもビックリ。

 

 

必然のカバクリフィッシュ。

カバークリーパー5.8g&アントライオン3.3インチ。

 

小さいのも釣れるカバクリ。

やっぱり使うとバイト多発。

 

予告ヒット連発!

カバークリーパー5.8g&アントライオン3.3インチ。

ロッドはオライオンライトニングストライク。

ラインはマジックハードR14ポンド。

紀ノ川がタフな時、タフな時間帯は

絶対的な威力のコンパクトカバージグ。

前週のザヒットロケで終盤ドラマの感触がまだ残ってた。

 

カレントが弱まってからの

カバクリ撃ちは「ここおる!」と

思ったところに入ると「おったなぁ!」でした。

カバクリアントでは4本。

紀ノ川撮影は合計6本のバスを得ました。

 

トップやクランクで爆ハメは出来ませんでしたが

会心の魚が出て、カバー撃ち検証も

思い通りで良い「バスフィッシング」が

出来たかな。

 

動画公開をお楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2023.07.08(土)
カテゴリー:バス釣り

灼熱。大増水の川上ダムロケ。

先日のThe Hit川上ダムロケの時の話です。

 

ラスト1投で仕留めたバス。

ここしか入れるところない場所に入れて

「おったなぁ!」でした。

カバークリーパー5.8g&アントライオン3.3インチ。

 

結果的には合計7本釣って

ドラマもありロケは大成功でしたが

朝から長時間大苦戦したロケでした。

 

川上ダムは昨年に

BIGBITEロケでほぼ同時期に行っていました。

ワカサギレイクです。

 

BIGBITEロケ時の話です。

「サマーメタルでハメたい。」と

勝手にルアー縛りで、

リトルマックスとメタルマスターで頑張っていましたが、

ニゴイの活性が異常に高く、

メタル系ではバスは小さいのしか釣れず、

すっぱり諦めて釣りをチェンジアップ。

結果的には川上ではセオリーと思っている

フットボールジグパターンに切り替え。

TGブロー&キッカーバグ展開でいいバスを獲りました。

しかし、試しで使ったボウワームヌードルで来た

さらにデカいバスはことごとくバラし、

今回はディープでのヌードルで

リベンジしたいとの思いもあっての

The Hitロケでは久々の山口遠征となりました。

でもまあ、勝手に絵を描いても

その通り行かないのがバスフィッシングの面白いところ。

 

今回のThe Hitロケではやはり状況が違いました。

 

暑過ぎた川上ダムロケでした。

木々のオーバーハングから増水していることが分かるはず。

 

行く前にロケサポートのガッツさんに

電話したところ、先の大雨で

レイクの水位がかなり高いことを知りました。

てかガッツさんは1か月以上釣りしてないので

情報は人から聞いたことか

かなり前のことで、いつもながらテキトーです。

 

でも、ロケ当日に現場に行くと

ガッツさんも見たことがないというほど

水位が高かった。

これはホントでしたね。

 

朝の水温は22度弱。

増水なのでディープではなく

バックウォーターへ。

バックウォーター上流部は水温18℃台でした。

クラップバザーでカッ飛んで来ましたがミス。

バックウォーターに魚は少ない印象。

 

その後あと2つのバックウォーターも

朝のうちに大移動して回りますが、全然ノー感じ。

 

ここから切り替えて地形変化に

ワカサギが絡む場所見つけながら

ディープに狙いを釣りを変えます。

シャローから釣りのリズムがディープに変わるので

気持ちとリズムの切替えが大事です。

既に日は上がり、灼熱の様相となって来ました。

 

フットボールジグ、ヌードル1/16ozネコリグ、

ルーシーフリーリグ、リトルマックスTG3/8ozや

コンバットクランク480のドラッギングまで試すものの

何の反応もなし。

「おかしい。」と感じたのが

リトマTGでバス釣れない時にでも

メチャあたるニゴイさえ全く釣れないことです。

 

延々ノーフィッシュ。

「うーむ。」

多分、急激な増水。

さらに前日の雨から気圧上昇、

気温、水温も上昇。

 

 

ワカサギレイクではよくある傾向ですが

バスは沖の中層にサスペンドして

状況の急変で

なかなか口を使わない状況になっていると判断。

 

釣れない時間を過ごしながら

以前の記憶で立ち木があることを思い出して、

今は増水で見えないけど

この辺にあったなという感じで

ライブスコープで立ち木を見つけそれを狙ってみた。

 

ルーシー5gフリーリグを放つ。

イイ感じで立ち木をかすめるようにフォールし、

中層の枝にラインが乗った感触を

オライオンアルエットが捉え、

テンション掛けた時、待望のバイト!

 

小さいが大きなヒントを与えてくれた1本目。

ワームは困った時のルーシー。

色はグリパンBL。

ラインはマジックハードR10ポンド。

フックはデコイドリームフック#2。

このバスから

「バスは中層に浮いているけれど

何か寄り添うものがある方が良いな。」と思った。

 

その後、木陰でちょっと早飯休憩。

木陰に入るとちょっと風が吹くだけで

涼しく感じてしまう。

オフィスにいると感じられない感覚。

 

束の間の休憩後、

移動してこの辺かなと

今は増水で見えない立ち木をライブスコープで探す。

「あった。」

今度はフットボールジグを放つ。

良いところに落ちた。

魚探画面上で立ち木に沿って落ちるジグを確認してると

スターゲイザーに「コン!」と明確なバイト。

縦の障害物に寄り添ってサスペンドしていたバス。

 

 

狙って一撃で仕留めたバス。

TGブロー1/2oz&キッカーバグ4インチ。

ちなみにライブスコープ画面上では

バスは確認していない。

立ち木の位置、高さ、距離感で

タイトに落ちるジグの軌道を途中まで見ていたが。

僕はあまりライブスコープばかり見ていると

首が疲れるのと

目の衰えで画像上でバスとかルアー常に見るのが

全然無理と自覚しているのというか

そういう行為を放棄しているので、

水深、水温を基本に

前方の地形の落ち方の角度とか変化、

立ち木などの障害物を探すことや

ベイトフィッシュも群れを見つけるツールとして

使うことがほとんど。

 

立ち木などではバスは映らなくても、

タイトに狙うとバイトが得られる事は高山ダムなどで

多々経験している。

 

それでもインビジブルな立ち木はそうそう多くなく、

岬などワカサギボール見えたり止まる場所を

前述のフットボールやヌードル、ルーシー、リトマなどで探るも

岬で一発TGブローのフォールで小さいの1本と

浅めの竹のレイダウンに沿ってのフォールで

これまた30cm台を釣ったのみ。

 

日傘さしながら昼寝かますガッツさん。

いびきまでかいてましたな。(撮影恵本ミッチー)

メチャ晴れ渡り昼過ぎには水温25℃超えに。

多分、大雨時は結構水温低く

水温の上がり幅が大きすぎだったかな。

 

再び朝に外してしまったバックウォーターへ。

最奥に入る手前のフローカバー(浮きゴミ)と

レイダウンなどのカバーでテキサスで

アタるも乗らず。

乗ってもバレる小さいバス。

その後1本キッカーバグ4インチ17.5gテキサスで追加。

急にバイトが多発傾向に。

ここでライトニングストライクに結んでいたリトマTG3/8ozを

カバークリーパー5.8g&アントライオン3.3インチへと

結び変える。

 

最奥に侵入していく途中、

エレキこすりそうな浅瀬で操船に気を取られつつ

放ったカバクリ。

その時、デカバスが見え、

ピックアップしてそのバスを狙おうとしたら

すでにキャストしていたカバクリにバスが喰っていて

アワセ不十分でいいサイズをバラしてしまう。

「あー!」

その後、わずかしか上がれない

最上流のストレッチに上がると

上からボートに驚いて降りてくる

複数のバス。

エレキで底擦って気付かれてしまった。

 

でも、夕刻近くなって明らかにバスが指して来た!

 

バスに気付かれて下流へと下らせてしまったので

エレキを浅瀬に刺してボート固定して

場を休めてしばらくバスが上がって来るのを待つ。

全然上がって来ない。

 

仕方なく再び下流へ下る。

下る途中上がって来ようとするバスを

再び驚かせてしまう。

 

ここから判断を迫られる。

場所をメインレイクに移動して

夕方上がって来るバスを要所で狙うか。

 

それとも確実にデカいのがいたバックウォーターを

休ませて再び上がるのを狙うか。

ただし操船難しく、撃つ場所がほんの少しに限られる。

 

僕の選択は釣れたらデカいバックウォーターを

休ませて最後の勝負を賭けること。

この上がるのを待つ時間。

休ませる間がたまりませんな。

 

ルアーは

カバークリーパー5.8g&アントライオン3.3インチとした。

適度に流れ、流れがヨレる場所では

止まってくれて、ミスバイトなく吸い込み良いだろうという理由。

クラップバザーやヘッドシェイカーでのミスバイトや

追わせるだけのリスクを鑑みてこちらを選択。

カラーはカバクリ、アント共にシルエットがはっきり出る

ブラックにチェンジした。

 

時間置いて、最後の最上流勝負。

 

カバクリをフローカバー越しに放つと

ふいにバスが見えたと思ったら

反転した。

「バイトや!」

 

いいのが来た!

カバークリーパー5.8g&アントライオン3.3インチ。

ロッドはライトニングストライク。

ラインはいつもはマジックハードR14ポンドだが

この時は12ポンドだった。

 

この後、さらなるドラマが待っていました。

 

1年ぶりの川上ダムは

予想していた状況とは全然違ったけれど

延々続くノーバイトの世界から

苦しみながらバス見つけて行って

最後はバックウォーターのフィーディングに

当てることが出来ました。

 

番組オンエアーをお楽しみに!

 

ロケサポートしてくれたガッツ&ミッチー。

ありがとう!

おかげで良いロケが出来ました。

EGフェストで会えた皆のパワーにも感謝!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2023.04.26(水)
カテゴリー:バス釣り

リギングナビゲーター。

先日、真っすぐ泳がせ、良く飛び、根掛かりしにくい

リグをGo Down Rig ゴーダンを紹介しました。

今回はリグを真っすぐに刺す便利ツールを紹介します。

 

ラストエース95Fゴーダンで釣ったバス。

低重心となるので真っすぐ泳ぎ、

特にラストエースではボディがノーアクションで

テールのみがピリピリ微振動するという

小魚に極めて近い泳ぎを演出出来ます。

 

本題です。

僕はまあまあOZZYなので余裕で老眼です。

ライトリグ結んだりするのが面倒だけならいいですが

このゴーダンやジグヘッドリグなど、

真っすぐ美しくセットしないと

本来の威力が100%発揮できないリグへの

フックセットが年々苦手になって来ました。

弾力が強いエラストマー素材のワームなどは

真っすぐセットするのに気をつかいます。

 

そこでちょっといいものを見つけたので

紹介します。

 

リギングナビゲーター。

tail walkさんから出ている便利グッズです。

ワームを真っすぐ刺すために生まれた画期的な便利ツール

とパッケージに書いてあります。

 

使い方。

 

1.ワームにフックセットした位置を確認。

フックポイントが出る位置にリギングナビゲーターをとりあえず刺す。

 

2.フックを刺すワーム先端まで注射針を貫く。

真っすぐ注意深く刺して下さい。

注射針先端の斜めにカットされた部分に注目。

 

3.フックポイントを注射針先端斜め部分に置く。

そのままフックポイントと注射針先端が外れないよう

注意深く、力加減に気をつけながら

フックを抜いていきます。

針先を手に刺さないように気をつけて下さい。

 

4.出来上がり。

真っすぐ刺すことが出来ました。

これはゴーダンリグで、

少々歪んでセットしても低重心ウエイトなので

結構真っすぐ泳いでくれますが

綺麗にセットするにこしたことがないですね。

セッティングがさらにシビアな

ジグヘッド薄刺しや

ホバストセッティングなどでも

勿論応用可能です。

 

先日のBIGBITEロケでの魚。

ラストエース95Fゴーダン。

真っすぐ刺して真っすぐ泳がせた。

表層をI字ゆっくり引きで出て来たと思ったらおもむろに喰ったバスです。

 

今回は真っすぐ刺すための

便利グッズリギングナビゲーターの紹介でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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