2010.03.12(金)
カテゴリー:バス釣り

合川ダム2日目。

さて、合川ダム2日目、3月10日の釣行のレポートです。

この日は雨は止んだが、さらに寒い!

気温は1日中3~5度くらい。さらに昨日より3m減水が進んだ。

でも、ポジティブに考えると、

バスもこの水位の変動と寒さにそろそろ慣れてきているかも?

また、この日こそは、「ジャイアン沖田に釣らせなくては。」と

期待を込めて、7時半に出船。


ダムの放水はまた、前夜の内に終わったようで、カレントは感じられない。

さらに減水が進んでいるので、昨日良かったエリアのさらに下流から

釣り始める。この読みが当たった!


ふと、閃いてレンジが深いビッグベイトのカイテンを結ぶ。答えはその1投目に来た!


朝イチに来たブリブリのバス。47cm。

オレンジのカイテンが見えなくなるレンジでバイト!

ロッドはヘラクレス7。ラインはマジックハードR20lb。

遥か彼方までブッ飛んでいきます。


2本目もすぐに来た!今度はやや小振りの43cm。

ふとショアーラインを観察すると、小さな張り出しに見えバスがちらほら。

雨が止んだのが原因なのかバスが浮いて来た。


これはチャンスと、総長に釣らすべく、僕はバックシートへ移動。

沖田にエレキを踏ませ、僕の手持ちのカイテンをアクテオンにリグらせる。


ビッグベイトで釣りたい彼にボートポジションや通すコース、リトリーブスピードを

レクチャーする。沖田君は大興奮だ。でもなかなか、上手くいきません。

小さなワンドで、僕は昨日のキャスティングジグにチェンジし、

ボートポジションが違うので、フルキャストでショアラインを撃ち始める。


すると、すぐに「ゴリッ」ときた岩からジグをはずしてフォールさせポーズさせていると

「モタッ」という違和感に体が反応!

心地良い重量感を楽しみ、余裕で抜きあげる。ヘラクレスええ竿です。


キャステイングジグ一番やー!でかいです。


次のキャストでも!

またまた来ました!ゴンザリーノ!


バックシートでも余裕です。「沖田君、悪いねー。」


しかし、爆釣モードはこの一瞬だけで、見えバスもすぐに

全く姿を消した。

「総長、早く釣ってくれー!」

その願いも空しく、時間だけが過ぎて行く。

しかし、チャンスは再び訪れ、

それまで吹いてなかった風が吹き出した。

僕は岬にすかさず向かい、風によって水が動く裏側を狙って

風下から、再びカイテンを投入。ルアーが見えないレンジまで

沈めてリトリーブを開始する。

「ドン!」すぐに激しいバイトがあり、ゴン太クンが姿を現した。

ヘラクレス7の豪力パワーで難なくあしらい、フッキングの状態を確認して、

一気に抜きあげる。


こんなん来ましたけどー。余裕のゴンザレス!2500g!ぶっといです。

それにしても、カイテン凄いルアーです。


表層を引くビッグベイトやS字系でも攻めきれない

ディープをトレース出来る意味は大きい。

ただ、僕の場合、バイトやチェイスを目視することで、バスを探し、投げ続けるモチベーションを

保つ意味合いを重要視してきたので、どちらかと言うと見えないビッグベイトは苦手系だった。

第一、面白みに欠けると思っていたきらいがあった。

ただ、カイテンが表層系ビッグベイトに全く出てこない状況や

深いレンジのでかバスに強力な威力を発揮すると、体で理解した今では、

コンフィデンスを持って使い続けられる持ち駒の一つになった。

ガンちゃん、凄いルアー作ったなー!


ところで、この日まだ釣れていない総長はというと・・・


やっと来ました!合川ダムファーストフィッシュ!

でも何故か38cm。

身長2m(ウソ!)の彼が持つとバスが異常に小さく見えます。

でも、釣れて良かったね。

「今回の釣行は本当に勉強になりました。」と彼は言ってくれたが

ホンマはもっと釣らせてあげたかったです。もっと暖かくなってから

リベンジに来てね。ビッグベイトで釣らせます。


そして、昼からは、全く何の反応も途絶え、ヒョウから雨に変わり出したので、

この日はあっさりと3時前に退散。


総括すると、暖かい日が続いた後の大寒波、超満水からの急な減水、

ノーカレント、冷たい雨と天気に翻弄されそうな釣行であった。

この日は、5本で余裕の8キロ超えの釣果をたたき出せたが、

バイトは僅か5バイト。紙一重の釣りであった。

でも、確実に春は来ています。

次回の釣りも三寒四温に翻弄されないよう頑張りたいと思います。


明日の土曜日13日は、フィッシングエイトさんのイベントで

近鉄ハーツに行ってきます。僕の出番は12時30分です。


皆さん、来てね!