2020.03.26(木)
カテゴリー:バス釣り

バサーオールスターを振り返って。

久々のブログ更新です。

いろいろあって帰ってから忙しく、報告が遅くなりましたが、

2020バサーオールスタークラシック報告です。

 

応援していただいた皆さん本当にありがとうございました。

結果は全然ダメでしたが、

学ぶことが多い試合となりました。

風を待ち、風に翻弄された試合でした。

 

直前プラクティスは6日間入りました。

荒れる日が多く行きたいエリアが限定されました。

プラ始めたころは寒かったが

終盤に近付くほどに気温、水温共に上昇していきました。

プラ初日はJBマスターズの試合直前だったので

JBエリア外へ向かいました。

 

グラスリッパー1/4ozプロト&ヘッドシェイカー5インチ。

あっさりと喰った。

横倒れのアシを乗り越えたら喰うのが見えた。

ロッドはオライオン69Hスターゲイザー。

ラインはマジックハードR16ポンド。

このバスがチャージャー210新艇の初バスとなりました。

余裕のキロオーバーでした。

その後、風の当たるアシ先端を同ルアーでかすめたら

もんどりうってデカいの喰うが乗らず。

 

翌目は大荒れの為、出船中止。

その後は2日間ノーフィッシュでしたが

ニュークランク「ベルカント」には何度か

バイトがありました。

この試合で使うために作ったルアーです。

 

プラ4日目。

 

一番手ごたえがあったのはベルカント。

風が当たるタイミングでブレイクがある場所。

石系のものがあればさらにイイ感じ。

これは1200g。

ロッドはオライオンプロト。

ラインはマジックハードR10ポンド。

 

立て続けに来た。

 

ブリブリの1800g超えフィッシュ。

ベルカントでウィンディーサイドを。

 

明らかにフィーディングの魚。

この場所は複数いると判断。

この魚を機に温存することにして離れ、

似た条件の場所を探しました。

 

プラ5日目。暖かくなりました。

大きくエリアを変えました。

 

カバークリーパー5.8g&アントライオン3.3インチ。

キロオーバーでした。

岸際ではなくブレイクショルダーで喰いました。

ロッドはオライオンプロト67ML+。

ラインはマジックハードR14ポンドです。

 

その前に浅いアシ際の際を攻めていましたが

まるで反応ないのでディープ隣接のストレッチ攻めに

狙いを変えます。

 

カバクリ&アントをブレイクまでスイミングさせると明確なバイト。

余裕の2kgオーバーが来ました。

ジグを飲んでいたためか口中で薄皮一枚のフッキングとなったのか

ボート際で手が届く寸前でバラシ。

この魚で閃いてブレイクをクランクで攻めることにします。

ベルカントですぐに来ました。

これもボート際でバレましたが

小さく見ても1500gくらいのデカバスでした。

 

その後は深い場所から浅くなる変化を

ライブスコープローテータで見つけて

ジグを落とします。

 

また来たキロオーバー。

カバークリーパー5.8g&アントライオン3.3インチ。

ディープを控えた地形変化です。

翌日の最終プラは朝一からショックなことがありました。

ベルカントに使っていたプロトが折れてしまいました。

あろうことか、よろけて踏んづけてしまったのです。

後悔してもどうにもならないけど打たれました。

気を取り直し、ロッドを変え、

フィーディングで連発しそうな場所を

次々とチェックします。

何度かショートバイトや一瞬乗ってバレる魚だけで

ノーフィッシュに終わりました。

本命場所は触っていませんが

魚とタイミングが合っていないと判断。

でも、優勝出来る魚は見つけていると期待が膨らみました。

 

オフリミットの金曜日は久々にゆっくり寝て

ABCマリーナの艇庫でタックルの準備、

ボロボロになったエレキのペラ交換、

昼は盛三やABCの仲間と中華行って昼飯。

クルマの洗車など。

宿に帰って風呂に浸かってから

夕飯ちゃっちゃと食べて9時頃には就寝。

 

明けて試合初日。

朝2時10分起床。

無理矢理起きてすぐ朝飯を押し込む。

僕は起きてすぐ出ないので

トイレを済ますため人より早起きです。

5時のミーティングは時間厳守なので

艇庫へ4時前に到着し、会場へは4時半ころ到着。

潮来マリーナは20年振りくらいなので

星野に運転してもらい知らなかった裏道で

思ったより早く到着。

会場も変更になり無観客試合ということで

いつものオールスターとは全然感じが違う。

でも、やることは同じと気合を入れます。

 

朝のインタビュー。

デカバスを持ち帰りたい思いを。

 

スタート前。

試合初日の模様は実況で見ていただいた通りです。

スタートからファーストスポットまで約1時間でした。

魚の付き場が変わっていました。

岸際で思わぬバイトがありました。

プラで釣ったことが無かった800g台の魚。

水温はプラ時より3℃以上上がっていました。

変わったことに気付いて行動を変えるべきだったかも。

 

風を待ちましたが待ちきれず、

終盤にベルカントで釣ったストレッチまで大移動。

痛恨のミスバイト2回。

一瞬乗って「来た!」と言ったらすぐバレる。

釣ると釣らないとでは大違いの結果でした。

紙一重ですがタラレバは試合ではありません。

 

初日は無念の1本ウエイン。

でも、プラで釣った魚獲り返せばまだまだ優勝や上位入賞の

可能性は残されています。

 

2日目は一か所寄り道。

シラウオがいました。

スイムジグでミスバイトして

前日最後の遠隔地のストレッチへ。

予報では到着するころには

風速2m以上の風が当たるはずなのに

ずっと無風。

らしき場所をランガンして戻ります。

でも風は吹かず、立ち去ろうとしたときに

プラで釣れた時と同じ風がそよそよと吹き出しました。

後で思えばこの時に移動していたらと

思ってもあとの祭りでした。

ミスバイト後、バイトはニゴイ。バイト。キャット。

これは水温上昇で変わってしまったようやく諦めて移動。

 

ところが走行していると

突然とんでもない突風が吹き

霞で今まで経験したことが無いような

大波が襲い掛かって来ました。

僕がいた場所は完全に風裏になっており

ここまで大荒れになっていることに気付きませんでした。

天気予報が外れたと思ってしまった自分の判断ミスです。

霞ヶ浦をまだまだ知らな過ぎた。

一番大荒れになる場所にいました。

 

その後は波を何発もくらい危険と判断。

命がけで走ることは出来たかもしれませんが

安全第一。命が一番大切です。

自分もですがプレスの命がかかっています。

バスボート初体験のプレスさんは

「大丈夫です。」と何度も言ってくれましたが

怖い思いをさせてしまって申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

本当にごめんなさい。

 

漁港に入る時が一番危なかったです。

操船を少しでもミスしたら

壁に打ち付けられてしまうほどの

大うねりの追い波でした。

 

なんとか漁港に避難して本部に連絡。

波が治まるのを待ちますが

波しぶきは漁港の壁を越えて来ました。

いっこうに風は弱まることがなく

棄権を本部に告げました。

無念ですが競技結果より命の方が

遥かに大切です。

遠隔地に行ったことは自分のミスです。

しかし避難したことは最良の判断だったと思います。

 

避難中にABCの伊藤さんたちが来てくれ

ボートの番をしてくれ

僕はプレスさんと共に森さんのクルマで会場へ。

なんとかウエインショーに間に合いました。

みんなありがとう。

 

トレーラーウエインではなく歩いてのステージ。

めちゃ日焼けしてます。

上位入賞者のコメントは物凄く勉強になりました。

 

こうして延期延期で無観客試合となった

2020バサーオールスタークラシックは終わりました。

本当に色々なことがあり思うこと沢山です。

 

応援してくれた皆さん、サポートしてもらった

かけがえのない仲間に感謝しています。

本当にありがとうございました。