2023.03.09(木)
カテゴリー:バス釣り

早春の七川ダム。The Hitロケ。

久しぶりに七川ダムに行って来ました。

The Hitのロケです。3月7日です。

いつも七川ダムに行く時は

前入りして田辺に泊まってから行くのですが、

今回は串本に泊まることにしました。

 

串本在住のEGスタッフ佐藤弘之に

今回ロケではボート借りることになり、

今まで佐藤君と一緒にご飯食べたことがないので、

一緒に晩飯食べて、釣りの話などをしたかったのです。

 

橋杭岩。空には真んまるな月。

串本の名所。今回はここからすぐのところで晩飯しました。

晩飯前に佐藤君にはプロトのオライオンを

触ってもらってました。

「早く使いたくてたまらん。」的な感じでした。

晩飯は楽しい宴でした。

 

翌朝ロケ当日。

串本から七川ダムへの道は

すさみから上がる山道よりも

広くて運転が楽でした。

朝の外気温計は3℃でした。

 

朝は桟橋まで降りる坂が長ーい。

減水と言うことです。

桟橋は霜が降りていました。

The Hitスタッフが風景撮影行っている間に

タックルを並べてEGバッカンの中身の魂ボックスを

佐藤号のストレージに入れて

ボートデッキをスッキリ仕様にしてました。

でも煩悩の数だけロッドが並びます。

プロトのオライオンが幾つもあるので

「それで釣りたい。」との

思いがそうさせますね。

朝の水温は10.8℃。

昼は12℃以上に上昇しました。

 

そうこうしてるとスタッフが桟橋へ戻り、

朝のインタビュー。

苦戦するだろうということを話したかな。

 

7時前にスタート。

地域の住宅のことを配慮して

7時になるまではエンジン始動は自粛。

エレキで流し出しました。

桟橋のある添野川から流します。

以前のThe Hitのロケでバラムで釣った岩盤は浅すぎて無理。

 

その時の過去写真。

 

以前の七川ダムロケで釣ったバラムフィッシュ。

(2020年10月5日)

ひょっとして七川行くのそれ以来かも。

バラム岩盤は干上がりそうになってました。

この写真見ると良い濁りが入っていることが分かります。

ロケ当日はクリアでした。

 

減水でかなり小さくなっているレイク。

平井川のインターセクションへボート進めます。

 

減水進む七川ダム。朝から雲一つない晴天。

この晴天予報と満月大潮が苦戦を予感させていました。

過去に晴天では冬でもあまりいい釣りの記憶少ないこと。

さらに前夜からずっと晴天で満月の月明り明るいので

バスは夜にフィーディングする傾向が極めて強くなります。

故に夜のフィーディングの残りがいる朝イチは

チャンスがありますが

それを逃すと夕方になるまで

ノーバイトの時間が続く傾向が高いからです。

リザーバーでは放水によるカレント、

ピーカンベタ凪なら強風がタイミングとなることが

多いです。

 

朝は先日釣ったこともあり、

フェイス87のノンストップトゥイッチンング。

ラストエース128のミドストなどから。

さらに水がクリアだったので

グラスリッパー&ヘッドシェイカーや

クラップバザーのウェイテッドフックリグなどの巻きなどで

ライズアップさせてバイトさせる作戦も不発。

貴重なモーニングバイトは何もなかったです。

ただ、浅すぎと思っていた平井川上流には

複数の見えバスがいたことは貴重な情報となりました。

 

その後はメインレイクの岬や岩盤、

最下流などを点々と。

特に減水傾向なので垂直系の岩盤など

水位が変わってもバスが大きく移動することなく

上下に移動できる系のバンクは重点的にチェック。

ジャークベイト、巻き、ミドストなど

横方向で動く系が全然機能せず。

晴天無風が続くので

フットボールジグも入れて行きました。

 

このサイズが来ました。

来たらデカいと思っていたので意外でした。

前日も暖かかったので季節が一気に進んだかも。

スタッフはノーフィッシュ逃れたので

かなり喜んでいましたが。

TGブローは1/2ozでやっていましたが

あまりにバイト遠いので3/8ozにチェンジ。

トレーラーはいつものキッカーバグ4インチ。

ロッドはオライオンスターゲイザー69H。

ラインはマジックハードR16ポンド。

 

望んでいたサイズとは違いますが

1本目が来た釣りでリズム作るため

らしき地形をジグで探りつつ進みます。

すると見えバスがやはりいました。

「水温が上昇して浅いところに上がるバスが

増えるかも。」という予測の元、

いそうな場所をチェックすると

平井川上流ではサイズは大したことないけれど

10本ほどのスクールも目撃。

付きそうな場所を見ていくと

バンク際に浮くバスもちらほらと。

 

ただし、見える距離になると逃げるというか

逃げたバスを見つけている感じ。

さらにゴンザレス級は数本しか見れず

見えるのはそこそこサイズが多いのも

気になりました。

見えるのはかなりスプーキーで

サイトで狙っても釣れない類の魚と見ました。

 

時間を置いて複数のバスがいたシャローへ入り直し。

使ったのは新兵器のボウワームヌードル8インチの

「高浮力モデル」。

リグはスナッグレスネイルリグ(菊元リグ)です。

 

見えバスがいたらしきスポットへ

見えない距離からプレゼンテーション。

メソッドは放置。

Do Nothingです。

ヌードル高浮力は菊元リグにした時、

ボトムで頭をつけて20度くらいの角度で

テールアップの姿勢となります。

ここがオリジナルヌードルとの違いで

時には大きな違いとなると

テストプールの水中姿勢チェックで確信していました。

何もしなくても水流などで揺らぐ自発的な動きが出ます。

先日の宇治川おかっぱりでも

同ワームの放置で釣っていました。

宇治川バスの写真がこれ。

 

宇治川ヌードル高浮力モデル放置でコン!

宇治川おかっぱりではこのサイズが2本。

 

ヌードル高浮力は宇治川で想像していた結果が出ていたので、

今回も「いるであろう場所」で放置が出来ました。

おるかおらんか分からん場所では

かったるくて放置などは出来ません。

その前に2本見えたのを

確認していたスポットにロングキャスト。

ライン弛ませて放置します。

 

すると、

ラインが手前に走り出しました。

すかさずラインスラックを取って

アワセると重量感がプロトのオライオンに。

 

いいのが来ました。

望んでいたスーパーゴンザレスではありませんが、

この日、ノーフィッシュを覚悟した状況では

凄く嬉しい魚になりました。

プロトのヌードル8インチ高浮力モデルはフジイロミミズ。

フックは小さめでデコイSSフック#4。

シンカーはアクティブNSトーナメント1/32ozです。

ラインはメインがP.E.#0.6。

リーダーがマジックハードR6ポンドです。

夕方近くになって

夜に捕食していたバスのお腹が空いてくる時間帯でのバイトでした。

 

その後、天気予報で風速5mだったにもかかわらず

風は一瞬弱い風が吹いただけでほぼ吹かず。

期待していた神風は吹きませんでした。

ここ数日まとまった雨がなく

じわじわと減水が進行していく状況が

バスの捕食トリガーをなかなか引かせない要因だったかも。

 

その後、TGブロー3/8oz&キッカーバグ4インチで

小さいのを追加してロケを終えました。

 

3本目。

この日は3バイト3フィッシュでした。

 

早春のロケは当たれば大爆発ありますが

外せば地獄です。

今回はヤバい雰囲気ぷんぷんしたいましたが、

何とかすることが出来たロケとなりました。

 

次に暖かいまとまった雨が降ると

いろんなフィールドが一気に春爆しそうな気配です。

 

この七川ダムのThe Hitオンエアは

4月初旬オンエア予定。

オンエアをお楽しみに!