「2010年」 のアーカイブ
フロッグのチューニング解説。
今回は、この前軽く触れただけだったフロッグの
チューニングをより詳しく解説してみます。
菊元的フロッグチューニング講座です。
幸い?今年はまだまだ暑いので、フロッグのシーズンは
長く続きそうなので、これを参考にお好みのオリジナルフロッグを
作ってみて下さい。
1.フロッグを用意する。(当たり前)
今回はポッパーフロッグ(ベルツノガエル)を例に
解説します。
ノーマルのポッパーフロッグ。
2.ラバースカートを用意する。
今回は太さの違うラウンドラバーを用意。
3.フィネス、イージープルをカットする。
イージープルの木製の取っ手をカット。
出来れば、長楕円の付け根をハンダ付けしておくほうが
後の作業が楽になります。
4.うきゴムを用意する。
今回は夜光にしましたが、べつにゴム色の安物でも
充分です。
5.足を付けたい箇所にマジックで印を入れる。
今回はツインテールのポッパーフロッグを作ります。
左右対称になるように印を入れます。
この時、フッキングを妨げないようにフックのゲイプの下側
やや後方からスカートが出るように印をつけるのがキモ。
6.元のスカートをカットする。
今回はツインテールにするため、元のスカートを
カットしました。
この時スカートの根元部分を若干残して
カットすること。
ギリギリまで切り過ぎるとスカートが抜け、
水漏れする可能性があります。
また、カットせずにトリプルレッグにするのも自由です。
7.ベントニードルを炙る。
ターボライターがあれば便利。
先端が赤くなるまで炙ります。やけどに注意。
8.フロッグに穴を開ける。
熱したベントニードルが冷めないうちに
印の部分に穴を開ける。
やや斜め後方から刺すとレッグが後方を向きやすい。
冷めるまで抜かかないほうが、ボディーが熔けて糸状に
粘って伸びてこないです。
もう一つの穴開けも同じ手順で行います。
9.ラバーを適当な長さにカットする。
最初はちょっと長めかな?くらいにカットしたほうが
失敗が少ない。
今回は、好みで3色のラバーをミックスしました。
レギュラーのラバー2色とファインラバー1色です。
このあたりは、お好みで。同じくらいの長さにカットして下さい。
太さの違うラバーやラウンド、フラットをミックスさせると
各々がタイムラグのある動き(ゆらぎ)をしてくれます。
また、ラバーの形状、太さなどの違いで、あるいは量で
レッグのフレアーや水押し、フロッグの移動距離が変わります。
10.カットしたラバーをイージープル改の輪の部分に
通す。
輪にラバーを通す。
この時はラバーをほぐさないほうが、作業が楽です。
11.通したラバーをフロッグに入れる。
輪に入れたラバーを折り返し、イージープル改の細い
棒状の方から開けた穴に入れていく。
いわゆるスレッダーですな。
12.完全にラバーを通す。
ラバーレッグを通し終えたところ。
13.スカートの長さを揃える。
この時まだラバーはほぐさない。
14.うきゴムをカットする。
うきゴムを5mmくらいにカット。
このパーツは、レッグの付け根をホールドする役割をします。
今回はツインテールなので2つカットした。
15.カットしたうきゴムをイージープル改に通す。
うきゴムを輪っかの根元で固定し、ラバーをその上に通す。
テキサスリグのシンカーストッパーを通すのと同じ要領です。
こんな感じです。
16.通したうきゴムをスカートの付け根にもって行く。
こんな感じ。ボディーが変形するまでゴムを押さないこと。
ここまできたら、スカートを1本1本ほぐします。
17.うきゴムとボディーの接地面を接着する。
アロンアルファを1滴たらす。
この時。付けすぎたりゴムとスカートの境目にアロンが
付くと毛細血管現象でスカートの付け根まで
接着されてしまい、堅く、もろくなるので
くれぐれもつけすぎず、位置を間違えないこと。
18.完成です。
ツインテールポッパーフロッグの出来上がり。
ツインテール仕様にすると、オリジナルより
首振りは若干制御されますが
アクション時の移動距離が少なくなる傾向があります。
また、より「ゆらぎ」効果も期待できます。
ラバーを少なく、6本足にすると、ムシ的なフロッグや
僕の好きなクワガタチューンなども簡単に作れます。
また、ラバーレッグを出す方向やボリュームなどで
より移動が少ないフロッグにもチューンが可能です。
また、ラバーを2段カット、3段カットすることで
フレアーのタイムラグでの幻惑効果も期待出来ます。
勿論、ラバーレッグチューン以外にも
簡単なブレードチューンやはてはラトルチューンなど
フロッグは本当にいじりがいのあるルアーです。
そして、チューンは簡単ですが奥が深いものです。
皆さんも是非、フロッグチューンにチャレンジしてみてください。
自分でチューンしたフロッグで釣った喜びは格別ですよ。
今回、山形からわざわざ暇つぶしのために来社した
吉田ピロシこと吉田博史。
暇そうなので、フロッグチューンの手順の撮影を
手伝ってもらいました。
一応、ありがとう。
TOP50 エバーグリーンカップ。
さて、今週の金、土、日の3日間いよいよ
徳島県旧吉野川でJB TOP50
エバーグリーンカップが開催されます。
いつまでたっても涼しくならず、猛暑が予想されますが
選手の皆さんは暑さに負けず、全力を尽くしてほしいものです。
ところで、
大会最終日の日曜日、会場の今切川スロープ(水辺プラザ)の
エバーグリーンブースでは新製品の展示は勿論、
今回は空クジなしの抽選会を行います。
先着100名です。
1回500円と有料になりますが
はずれでも、最強のフロロカーボンライン
バスザイルマジックハードRがもれなく当たります。
これでも参加賞!マジックハードR。
1等は新製品のキッカーフロッグかワイルドハンチSRのどちらか。
ハンチSR! キッカーフロッグ!
2等はおかっぱりに最高のEGヒップバッグミニ。
3等はポップキャップType2か
ピンオンリールType3もしくはインナーBOX。
かなり、お得なくじ引き抽選会です。
お近くの方、お気に入りのプロの応援をしようとしている方、
また遠方でも、時間がある方は、旧吉野川へGO!
大会会場はこの辺り、参考にして下さい。
是非、観戦ついでに
エバーグリーングッズをゲットして下さい。
一切関係ないけど、
この前の取材のファイト中のひとコマです。
小林知寛また優勝!
昨日、旭川ダムで行われたNBCチャプター戦で
また、小林知寛が優勝!
前のプロ戦でも優勝し、
地元、旭川ダムでの強さを見せつけました。
ウェインへ向かう。
最上流部にステイするために
エレキを刺してボートを止め
クルーズしてくるバスを
ヴェイン8インチのネコリグの
ドリフトで次々と仕留めました。
最大魚は2kgオーバー。3本で4474gで優勝。
和歌山で焼肉たらふく食べさせておいて良かったです。
ロッドはヘラクレス・エアレギウス。
ラインはマジックハードR8lb。
ベイトネコに最高のコンビネーションです。
コバ、おめでとう!!
ところでコバといえば
EGgoingの旭川ダムシャワーブローズ
先のボート編も合わせて
見てやって下さい。
今週のTop50旧吉野川戦も
この調子でやっつけてほしいものです。
ところで、僕のルアマガおかっぱり取材も
スピニングオンリーと勘違いして
用意しておいて結果的には良かったです。
EGハンディーボックス。
これにスピニングタックル用の小物を収納して行きました。
中身は
こんな感じです。
スモールフック、ネイルシンカー、
ジグヘッド、福島ジグなどを入れました。
普段、ライトリグ用の小物は
どこにいったか分からん状態の僕ですが
きちんと真面目に用意した事が
良い結果を出せた要因です。
時には、勘違いしてみるもんです。
サイトとライトリグが上手くなりました。
真夏は干し梅。
暑い時期の釣りは、熱中症対策が必要です。
特におかっぱりは、歩くのでかなり汗をかき
水分補給は、こまめにすることが大切です。
僕は緑茶と無糖のコーヒーが好きだったのですが
両方、カフェインが入っているので
あんまり良くないらしいです。
「お茶なら、ノンカフェインの麦茶。
そして水のほうが熱中症対策にええで。」
と The Hit 解説者の福本さんに
教えてもらい、それから、麦茶、水、ポカリなどで
水分補給をするようにしています。
それと、今回いいものを見つけました。
取材のカメラマンさんが、「これ食べます?」と
薦めてくれたのが、コレ。
まるごとおいしい干し梅です。
大量の汗で失った塩分を補給してくれます。
僕は梅干は、好物というわけではなかったのですが
これは、結構おいしく、気のせいか食べると
体がラクなような気がします。
これからは、僕の定番になりそうです。
合川ダムのバックウォーター。
ええところでした。
ヴェイン5.5インチ。
初めて使いましたが、初フィッシュが取材を決めるデカバス
でした。ネコリグによるサイトフィッシングです。
暑い暑いと言ってましたが、山の中のリザーバーは
コオロギやキリギリスなど秋の虫が鳴き出し、
アキアカネも数多く飛んで、朝夕は大阪のオフィス街よりも
かなり涼しく、一足早く秋の気配が感じられました。
ところで、今朝は、何故かまた早起き。
疲れているはずなのに、5時過ぎに目が覚め、眠いです。
これからクワガタ達にエサをあげ、
1週間前に仕込んでおいた産卵セットに
メスを投入します。
クワガタギネスへのチャレンジのスタートです。
ベロシコロールツヤクワガタ。
結構、難関種です。メスを産卵セットに入れます。
背中がカラフルなツヤクワガタはブリードが困難な種が多いですが
卵を無事産んで欲しいものです。
インターメディアツヤクワガタ。
お盆休みに、むし社にギネスの申請に行った時に反射的に
買ってしまいました。
100mmを超える超大型種です。
こいつのメスも産卵セットへ投入です。
ダビソンフタマタクワガタ。
こいつは、まだ未後食です。
後食はこうしょくと読み、成虫になってエサを食べ出すことです。
つまり、こいつは羽化してからまだエサを食べ出していないと
いうことです。
オス、メス共に後食しだして2週間くらいで
ペアリングさせる予定です。
毎度ながらマニアックですいません。
七川ダムと合川ダム。
ルアーマガジンの取材は、七川ダムと合川ダムの
おかっぱりでした。
昨日はルアーの撮影だけでいいかなと
超スロースタート。
おかげで、現場に着いたらもう激暑でした。
でも、やっぱり釣りがしたくなり
頑張ってしまいました。
合川ダムバックウォーターのおかっぱり。
とにかく暑かった。
暑いので、素足にスニーカーで水に入りました。
ウェーダーを履いても汗でショビレーヌになるので
このほうが快適でした。
この日も蛇足ながら、なんとかイイのを釣って早上がり。
取材は大成功でした。
ルアーに見向きもしない天才君の見えバスが
もの凄く反応するルアーを見つけたことが収穫です。
詳しくは、次号のルアマガで。
夜は打ち上げです。
コバとガンちゃん。
ガンちゃんは取材を手伝ってくれました。
手にしているのは、キッカーフロッグです。
プレゼントしました。
コバはこの日は海でジギング。
大荒れでサバ2本しか釣れなかったらしいです。