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宇治川リグ用シンカーがDECOYから。
根掛かりしまくりの宇治川で生まれた「宇治川リグ」。
家の横が宇治川で毎日のように釣りをし、
日々、リグの研究に明け暮れているリグ職人(菊元命名)が
編み出した宇治川リグ。
それは適度なスタック感がありながら、
根掛かりしても外しやすく、
また底質感知能力にも優れた非常に理にかなったリグです。
その宇治川リグや自作ジグヘッドが簡単に出来るシンカーを
DECOYさんに「作ってー!」とお願いしていたのが
やっとカタチになって2022年にデビューすることになりました。
宇治川リグ完成例。
オフセットフックのクランク部にスプリットショットを固定するだけだが
このスプリットショットに工夫がしてあるのがミソ。
DECOY DS14 Type Custom。
通称宇治川リグシンカー。
一見、何の変哲もないスプリットショットだが、
かなり開いた状態なのでフックにセットしやすい。
それと最大の特長が断面形状にあり。
90°断面形状。
フックのクランク部に固定しやすく、ズレにくい工夫。
DECOYさんが上手くアイディアをカタチにしてくれました。
オフセットフックで宇治川リグを簡単に作れるだけでなく
色んなウエイトのジグヘッドも出来てしまいます。
DS14のウエイトは7種類。
0.6gから3.5gまであります。
リグの作り方。
フック内側からはめてプライヤーでかしめるだけ。
写真ではオモリの下側が元々開いている側です。
ワームへのセット法。
1.フックをセットする位置に一度フックを通して道をつけて抜く。
(ウエイテッドフックのリグと同じ要領です。)
2.一度開けた道にラインアイから通す。
3.セルフウィードレスのテキサススタイルにしてセット完了。
補足として、ボトムが取れない時、早いフォールや動きを求めている時、
カレントが強すぎたりして流れのヨレなどに
ワームが止まらないと感じた時などには
DS40のウエイトを重くする他に、ワーム本体の頭側から
ネイルシンカーを突き刺してウエイトアップを図るやり方が便利です。
僕はコンパクトで刺しやすく抜けにくい
アクティブのNSトーナメントを良く使います。
もう一度DECOY DS14を使った宇治川リグの例。
上がキッカーバグ3.3インチファットベイビー。
下がスカルピンです。
写真ではファットベイビーには#2/0キロフック、3.5gDS40を使用。
スカルピンには#1キロフック、1.5gDS14を使っています。
先程、言ったようにウエイトを上げたい時は
ネイルシンカーを刺すことで対処します。
宇治川リグはシンカーがあまり大きくなると
根掛かりが増えてしまうからです。
宇治川リグで釣った魚。
ワームはキッカーバグ4インチ。
フックはキロフック#3/0。
宇治川リグと呼んでいるウエイテッドフックリグは
何と言っても根掛かりにくく、
適度に引っ掛かって外しやすいことでバイトチャンスを作ってくれるリグです。
リグの構造上、感度も抜群です。
「宇治川リグ」という名前ですが
根掛かり多発地帯の霞水系の石積みや
川のゴロタなど隙間があり挟まりやすいところ、
さらに根掛かりに悩む全国おかっぱりアングラーには
かなり使い勝手が良く、リグのロストを避けて
バイトを増やす武器となるはずです。
このリグ考案で製品化に協力していただいた
リグ職人さんと工夫をこらして製品化してくれた
カツイチDECOYさんに感謝申し上げます。
DS14は早ければ5月くらいにデリバリー開始です。