「2015年07月02日」 のアーカイブ
スカルピンはハゼ。
来週、再来週のロケの日程が決まりました。
ぼちぼち準備し出します。
先日のルアーニュースDVDロケで、こんなことがありました。
見えバスにスモラバで挑んだのですが、どうも反応が悪い。
「これはスカートを嫌っているのかな?」と感じ、
C-4ジグ&スカルピンからリグを変えました。
反応は明らかに変わりました。
ちょっとしたことですが、感じたことはすぐ試した方がいいです。
スカルピンジグヘッドリグです。
ジグヘッドはデコイネイルボム1/8oz。
フックサイズは#1/0です。
ジグヘッドがちょっと重めなのは、
ボトムすれすれを瞬間的に移動するゴリ(ハゼ)の動きを
イミテートしたかったので、ショートジャーク時の浮き上がりを抑えるためです。
「ピッ!ピッ!」というボトムすれすれの動きはゴリそのものに見えました。
バスに見つけてもらうと、物凄いスピードで近づき、
たまらずバイトして来ました。
スカルピンのパドル状のテールはゆっくり引くと動きませんが、
瞬発的に早く引くと「ブルッ!」と震えます。
スカルピンジグヘッドリグのボトムショートジャーク。
目に見えるベイトフィッシュは見かけなくても
ハゼ類は大抵生息している。
バスが浮いていてもボトムを意識している時はハゼを狙っていることが多い。
また、ベイトフィッシュが群れで上がって来た時には、
明らかにバスがそわそわしだし、
スカルピンのフォーリングで口を使ってくれました。
この時のイメージはゴリではなく、弱った小魚の動きです。
天才バスもやはり、なにかしらのスイッチが入る時があるようです。
僕が見えバスで、「これは喰うな!」と僕が判断する基準は、
着水音にバスが反応して近づいてくれること。
逆に「ダメだこりゃー。」と思う時は、ロッドを振っただけで逃げる。
あるいはルアーが空中を飛んだ時に逃げるような時です。
それらの喰いたいモードなのか、怯えモードなのかは、
初期のプレゼンテーションで判断します。
もっと言えば、その場所に入りたての時はピュアな状態でも、
投げれば投げるほどバスを天才化させてしまうことは多々あります。
ドクリアなバックウォーターの見えバスは
なかなか一筋縄ではいかないけれど、
観察することで、効力の糸口を見つけた時は快感です。
スカルピンやC-4ジグが全くアカン時でも、
12インチボウワームにチェンジしたら劇的に反応が変わる時もあるし、
水中のラインの存在を嫌がる時は、
トップが圧倒的だったりするのが面白いです。
また、同じバスでも、天気や水位、ベイトフィッシュの存在で
全く違う性格になるものです。
だからバス釣りは奥が深く、面白いのです。
雨で濁ってカレント発すればティンバーフラッシュ。
イケイケドンドンになると、天才バスも野生の本能むき出しに変身!
流れのヨレなどのフィーディングスポットを読めれば、
どんなルアーより簡単に釣れると僕は思ってます。
ここで喰うと予告出来るくらいです。
状況はまれば、投げて巻くだけの最も簡単なビッグベイトです。
こちらは昨日の大西健太。
キッカーフロッグハツカネズミ。
琵琶湖はフロッグいい感じ。
ワンズバグやヘッドシェイカー(プロト)も好調持続中です。